こんにちは、福岡市南区の整体「福岡らくらく整体院」の高松です。
今日は、「正座とあぐらは膝に悪い?良し悪しを知り使い分けよう」について解説します。
正座とあぐらは膝に悪いのか?
正座とあぐらは膝に悪いと言われることがありますが、実際にはどうなのか?当整体院に来られるお客さまから質問を頂きますので、今回はそれにお答えしたいと思います。
そして、正座と胡坐(あぐら)のメリット・デメリットを知っていただき、あなたの生活の向上に上手く活用して頂ければと思います。
正座の3メリット・1デメリット
まず、正座に関しては、悪い場合もあれば良い場合もあるというお話をさせて頂いています。
膝に痛みがある方にとっては正座をするのは厳禁です。しかし膝痛がある程度回復し、痛みがなくなってきた時期ならば、正座は膝のストレッチになります。
正座はそもそも、足が痺れたりすることはありますが、正しい正座ならば体への負担はそれほど大きくはないのです。膝のトラブルを抱えていない状態なら、正座は悪くない座り方になります。
1 背筋が伸び姿勢が良くなる
正座をすると、自然い胸を張る姿勢になり、背骨が自然な生理的な湾曲を作るので、猫背姿勢の方は定期的に正座をすることをおススメです。姿勢が良くなることで、胃や腸などの消化器官や心臓や肺などの器官を圧迫するのを改善し、内臓の機能を正常に回復させてくれます。
2 腰痛予防に繋がる
正座の姿勢を保つためには、腹筋や背筋などのバランスが必要になります。腹筋や背筋が鍛えられるだけでなく、姿勢が良くなる事でも、腰への負担が減り、腰痛の予防にも繋がるのです。
3 骨盤の歪みを整える
正座をすることによって、太ももの筋力を鍛える事ができます。通常、ウォーキングなどでも太ももの筋力を鍛えることはできません。太ももの筋力を鍛えることにより、骨盤を引き締める効果が高まり、O脚などの改善にも役立ちます。
▼デメリット1『脚が痺れる』
正座をすることにより血管を圧迫するので一時的に血流を妨げ、脚がビリビリと痺れることがよく起こります。あとは、噂の範囲を超えないですが、脚が短くなるとか、膝が悪くなるなどの話はあります。
しかし、私は子供時代の正座はオスグッド病の対策として有効だと考えていますので、定期的に正座をする機会を設けたり『オスグッドだと見分けたら、すぐに行うべき3つの対処法』を参考にしてオスグッド対策に役立てて下さい。
胡坐(あぐら)の1メリット・2デメリット
あぐらは膝に悪いのでしょうか。
1 膝に負担がかからない
あぐらは膝にかかる負担が少ない座り方です。正座など比べると、膝への負担はかなり少なく、膝痛の人はあぐらなどで座るといいと思います。
▼デメリット1『腰、股関節などに悪い』
膝には負担がかからないのですが、腰、股関節などに悪いと言われています。整体師などから見れば、体に悪い座り方と断言されるでしょう。
膝痛には影響がなくても、あぐらばかりしていれば腰痛を引き起こすことがあります。座る姿勢ではバランスをとるために上半身が前傾するので、腰に負担が溜ります。 これは、胡坐の姿勢が背中が丸くなってしまう猫背になってしまうからです。
猫背になると、腰や首などに大きな負担を掛けてしまい、腰痛やストレートネックなどの不調に繋がる恐れがありますので『猫背による5つの悪影響を改善する3つの簡単な方法』を参考にして改善してみて下さい。
さらには、あぐらは膝を外側に開く形になるので、股関節にまず負担がかかります。足を組む形では、股関節に左右で違うズレも生じさせます。
▼デメリット2『骨盤が歪んでしまう』
あぐらは左右非対称の座り方なために、骨盤が歪んでしまう可能性が高いと言えます。床にあぐらをかいて座ってパソコンなど長時間するのはやめた方がよいでしょう。
もう一つ、出産前の方は骨盤を広げスムーズな出産をするために、産婦人科にあぐらを組むように指導されると思います。ですが、出産後は骨盤を元の位置に戻していく必要がありますので、産後の胡坐はやめた方がよいでしょう。
膝には良くても他に悪影響が出るので、あぐらはオススメできません。
膝痛を改善させたいと、福岡市で整体院をお探しのあなたへ
■お客さま事例膝痛で当院に来られた、30代男性のお客さまの事例です。
この方は、福岡市南区清水にお住いの歯科医の方で、「ホームページを見たら、スポーツ選手が来ていたから。バレーボールを続けている。半年ほど前遊びでバドミントンをやったら、翌日から左膝が痛くなった。スポーツすると、翌日以降痛みが残るようになり、病院では湿布を処方されて終わりだろうからしっかり治したい。自然形体の先生と知り合い、痛くない優しい施術だと福岡らくらく整体院を紹介してもらい、お客さんの言葉を見て藁をも掴む思いで、、、」という理由で、当整体院に来られました。
身体の検査をしてみると、膝痛だけではなく「膝に水がたまる」のお悩みも抱えていました。しっかりと筋肉を弛めてあげ、骨盤・頸椎の歪みを整えることや動くときのポイント、自宅での改善体操などで、大きな変化を感じ取れるほど改善したと喜ばれました。
あなたも、この自然形体療法を活用した施術をお試しになって、膝痛の変化を体験してみてはいかがですか?いつでもお気軽にご相談ください。
参考:膝痛の施術を受けたお客さま体験談
※お客さまの体験インタビュー動画を参考にされてみてください。
↑中心のボタンを押すと再生(1分40秒)↑
(音が出るので、ご注意ください)
体験談インタビューの詳細は、こちらの『膝痛の施術を受けたお客さま体験談』を参考にされてみて下さい。
その他の体験談インタビュー(クリックで見れます)
古賀幾造くん | 平川真聖くん | 白石晃己くん | 霍田有輝くん |
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オスグッドで2週間後の運動会に間に合わないと悩んでいた幾造くんは… | オスグッド痛でバスケができずに悩んでいた平川真聖くんは… | 陸上部の長距離走の練習中にオスグッドで悩んでいた晃己くんは… | オスグッドで屈伸もできずに悩んでいた霍田有輝くんは… |
まとめ
正座のメリット・デメリット
メリット- 背筋が伸び姿勢が良くなる
- 腰痛予防に繋がる
- 骨盤の歪みを整える
- 脚が痺れる
あぐらのメリット・デメリット
メリット- 膝に負担がかからない
- 腰、股関節などに悪い
- 骨盤が歪んでしまう
よく正座が良い悪い・あぐらが悪いといわれますが、一番大切なのはその使い分けが大切で、膝が痛むときに無理して正座はツライですし、腰痛の時にあぐらを組むことも避けた方がいいでしょう。正座やあぐらをどのように使いこなすか?という事が最も重要です。
オスグッド病の対策のためなら、ぜひ定期的に正座をする習慣を付けて、正座での脚のストレッチを行うようにしてください。昔の生活と比べて、正座をする機会がなくなり、椅子に座る機会が増えたので、脚の筋肉の柔軟性がなくなったのがオスグッド病の原因の一つになっていると考えていますので、ぜひ子供さんには正座をおススメしたいです。
昔の正座が当たり前だった頃の生活習慣と比べると、正座をして膝を深く曲げることや、太ももの筋肉を大きく引き延ばすストレッチのような運動が全然たりません。きちんと伸ばすことにより、筋肉のストレッチでその日の疲労回復にも一役買っていたものが、現代はなくなった訳ですから、毎日の疲労も抜けにくくなる訳でもあります。
オスグッドなどの子ども特有の痛みを軽減させるには、痛くなる前にせいぜの習慣を身につけさせておくことも重要なことだと考えています。痛みが出てからの正座は筋肉に負担をかけますので、病院や専門知識を持った整体院にご相談した上で、行って行きましょう。無理は絶対に禁物です。
膝痛を解消して、膝の水や腰痛や肩こりなどの様々な痛みやしびれに悩まされない生活を手に入れてください。オスグッドや有痛性外脛骨など子どもの痛みの専門家である福岡らくらく整体院にお気軽にご相談ください。諦めずに一緒に解決していきましょう。