こんにちは、福岡市南区大橋の整体「福岡らくらく整体院」の高松です。
今日は、「猫背による5つの悪影響を改善する3つの簡単な方法」について解説します。
猫背による5つの悪影響を改善する3つの簡単な方法
そもそも猫背とは?

猫背は、背すじが伸びずに、前傾姿勢になっている背中が丸まった状態です。
人間の体は、姿勢を維持するための重心の線があります。
重心の線とは、耳、肩、股関節、膝の後ろ、くるぶしというランドマークが直線で結ばれる線です。
本来は、人間の体の重心の線はまっすぐに結ばれているため、腰や頸椎への負担は少ないです。
しかし、猫背の姿勢だと、それらのランドマークを結ぶとガタガタの線になり、重心の線がまっすぐに下におりません。
猫背4つの種類
- 首猫背タイプ…首肩のコリ・息苦しさ・動悸を感じることも
- 背中猫背タイプ…胸焼け、胃痛などを感じることも
- 腰猫背タイプ…腰痛、激しい生理痛を感じることも
- お腹猫背タイプ…下痢、下半身のだるさを感じることも
猫背になると、どうなるの?
その結果、猫背の姿勢は腰や頸椎に負担がかかってしまうのです。
猫背が慢性化していくと、腰や頸椎周辺の血行がさらに悪くなり、腰痛や肩こりを起こしてしまいます。
腰や首、肩が凝っている方、なんだか重いなぁと感じている方は、まず自分の姿勢を見直してみると良いでしょう。
猫背が原因である可能性があります。
猫背が引き起こす5つの悪影響
①『肩こり、首コリ、頭痛を引き起こす』
僧帽筋、広背筋、脊柱起立筋群などに負荷をかけ続けています。
長時間同じ姿勢だと体が動くことがないので、筋肉が緊張し収縮や弛緩できず、筋肉内の血流量が落ちることで、循環が悪くなるため、細胞へ酸素や栄養分の供給や二酸化炭素や老廃物の排出が滞ってしまいます。
そうなると、乳酸などの老廃物が血管内に溜る、リンパ液などの流れも滞るため、筋肉のコリやハリが発生します。
※肩コリ・首コリの改善は『女性特有の肩こりだから…入浴しながら3つの改善方法』を参考にしてみてください。
②『新陳代謝が悪くなり、体が冷える』
体温は筋肉から40%が発生している言われています。
新陳代謝が悪くなると、筋肉が緊張し動かないので、血行が悪くなり筋肉からの発熱もないので体温も下がってきます。
また、入浴習慣がなくシャワーを浴びる生活だと、体が心から温まる機会がないので筋肉のリラックスや冷え対策のためにも、入浴は習慣にしましょう。
体が冷えることで、生命維持のために関係の少ない子宮は、血液を抑える働きもあるといわれ生理痛もひどくなってきます。
③『内臓機能の低下を引き起こす』
筋肉の緊張に伴い、血流が悪くなるため、先ほどの新陳代謝でもお伝えしましたが、生命維持のために関係の少ない子宮や内臓は、血液を抑える働きもあるといわれるため、内臓に血液が行き渡りません。
また、呼吸を補助する前鋸筋・外肋間筋・内肋間筋・上後鋸筋・下後鋸筋・横隔膜などの筋肉の動きも悪くなり、スムーズな呼吸にも悪影響がでるため、酸素吸入量の低下につながり、細胞に酸素や栄養分を供給することができません。
さらには、姿勢の悪さで内臓を圧迫し消化に悪影響を与えたりします。
④『見た目の印象が良くない』
猫背で前かがみになるため、目線が下を向き、自信がなさそうに見えてしまいます。
第一印象の70%は外見で判断しているという結果もありますので、姿勢は非常に重要です。
ある会社が行った20~50代の女性600人に行った調査によりますと、「実年齢と見た目年齢」の差が4~6歳もあることが分かりました。
姿勢がキレイな有名人ランキングで1位の藤原紀香さんは、「努力ナシで体型維持はありえない」と言っています。
そこには地道な努力があるんですね。
⑤『自律神経バランスが崩れメンタル面でマイナス』
酸素の供給能力が低下で呼吸が浅くなってしまいます。
呼吸が浅くなると、酸素摂取量が減ってしまうため、体に取り込む量が減ってしまいます。
しっかりと呼吸ができないと、自律神経を活性化できず、交感神経と副交感神経のバランスを整えることができません。
さらには猫背姿勢により、顎が突き出ている姿勢で体内の循環は悪くなることから、自律神経のバランスが崩れてきます。
仕事中でもできる猫背を改善する3つの方法
そのため、腰や頸椎に負担をかけないためにも、できる限り猫背の姿勢を改善する必要があります。
猫背の姿勢は、いつの間にかクセになっていることも多いので、自分自身で猫背を正すよう気をつけるようにしましょう。
猫背は、見た目も悪いですし、体にも負担になっているのです。
1 胸張り体操
猫背で前のめりになっている姿勢を整え、肩こり・首こりを楽にする体操です。
「やり方」膝が90度くらいに曲がるような高さで、胸を張って浅めに椅子に座ります。
応援団のフレーフレーの構えのように、肘を曲げたまま肩を平行になる高さの位置まで上げます。
ゆっくりと呼吸をしながら、肘を後ろにグ~っと引き、胸を張りながら顔は天井を見て、手と顔は限界まで後ろに引き10秒間キープします。
これを仕事中などのスキマ時間を見つけて行って下さい。
上半身の前側が伸びることで、とおても気持ち良い爽快感を実感できます。
肩甲骨の動きもあるので、背中や肩こりなどのコリも楽になります。
2 肩甲骨よせよせストレッチ
「やり方」この運動は、立っていても、座っていても大丈夫です。
胸の前で手の平を合わせ、「なんまいだ~」と拝む状態を作ります。
そして手を合わせた状態のまま、指先を天に向かって伸ばせることろまで伸ばします。
次に、ゆっくりと呼吸をしながら手の平を離し、肘をグ~っと後ろに引くようにして、手のひらを前に向けた状態で、肩甲骨を寄せるように胸を張ります。
そして、最初の「なんまいだ~」手のひらを合わせた拝む状態に戻します。
これを10回ほど繰り替えしてみてください。
肩甲骨が大きく動き、胸を張ることで、とても気持ち良いストレッチになります。
肩こりや背中のコリがとても楽になる感覚を味わえます。
3 肩甲骨ぐるぐるストレッチ
「やり方」先ほどと一緒で、この運動も立っていても、座っていても大丈夫です。
背筋を伸ばし胸を張って、胸の前で手の平を合わせ、「なんまいだ~」と拝む状態を作ります。
胸の前で拝んだ状態のまま、拝んだ手を右側へ限界まで移動させ、左の肩甲骨を伸ばします。
次は反対で、拝んだ手を左側へ限界まで移動させ、右側の肩甲骨を伸ばします。
これを10回往復ほどやってみましょう。
次は、その拝んだ手を、ゆっくりと大きく右回りさせまっす。
最後に反対側の左回りとさせます。
これを左右周り10回ずつ行って下さい。
肩甲骨の横・縦運動ができるので、背中や肩周りがとても楽に感じます。
仕事中にできる運動なので、スキマ時間を見つけたら行うといいでしょう。
猫背の改善にも繋がり、集中力も持つため作業効率もアップするでしょう。
※猫背姿勢を改善する方法は『猫背姿勢を改善する2つの改善方法』も参考にして下さい。
猫背を改善したいと、福岡市で整体院をお探しのあなたへ
■お客さま事例
長年の職業病というお悩みの肩こりで当院に来られた、20代女性のお客さまの事例です。
この方は、福岡市南区大橋にお住いの会社員で事務職としてお勤めの方で、「ホームページの説明に説得力があり分かりやすく、短期間で改善しそうなイメージができた。スポーツ選手も来ていたので、信頼できそう。半年ほど前から目がしばしばして朝起きたら奥がズーンと痛い。毎日頭痛がある。」という理由で、当整体院に来られました。
身体の検査をしてみると、肩こりだけではなく「長年悩んできた猫背とアレルギー性紫斑病」のお悩みも抱えていました。
しっかりと筋肉を弛めてあげ、骨盤・頸椎の歪みを整えることで、大きな変化を感じ取れるほど改善したと喜ばれました。
あなたも、この自然形体療法を活用した施術をお試しになって、肩こりや猫背の変化を体験してみてはいかがですか?
いつでもお気軽にご相談ください。
参考:猫背・肩こりの施術を受けたお客さま体験談
※お客さまの体験インタビュー動画を参考にされてみてください。
↑中心のボタンを押すと再生(1分57秒)↑
(音が出るので、ご注意ください)
体験談インタビューの詳細は、こちらの『猫背・肩こりの施術を受けたお客さま体験談』を参考にされてみて下さい。
その他の体験談インタビュー(クリックで見れます)
新井 聡美さん | 木津 良恵さん | 古川 弥生さん | 原 真一さん |
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肩こりと肩こりからくる頭痛に悩んでいた新井さんは… | 頚椎ヘルニアの痛みと痺れに悩んでいた木津さんは… | 肩こり・猫背で悩んでいた古川さんは… | 肩こり・疲労感・倦怠感で悩んでいた原さんは… |
まとめ
猫背になると、どうなるの?
腰や頸椎周辺の血行がさらに悪くなり、腰痛や肩こりを起こします。
さらには、、、猫背が引き起こす5つの悪影響
- 肩こり、首コリ、頭痛を引き起こす
- 新陳代謝が悪くなり、体が冷える
- 内臓機能の低下を引き起こす
- 見た目の印象が良くない
- 自律神経バランスが崩れメンタル面でマイナス
仕事中でもできる猫背を改善する3つの方法
- 胸張り体操
- 肩甲骨よせよせストレッチ
- 肩甲骨ぐるぐるストレッチ

猫背は、何年、何十年とかけて生活習慣でできたものですので、1回の施術で簡単に治るものではありません。早く改善するには、「施術+ストレッチ」を行うことにより、しなやかな若い筋肉を付けることでも早く改善できます。あとは「生活習慣を改善させる!」という意識を持って取組めば、難しいものではありません。
この猫背は、長時間のパソコン作業や子育て中の方に多くいらっしゃいますので、仕事や生活習慣の中での注意が必要になります。 猫背は、毎日の生活習慣における癖の影響で、猫背になる訳ですから、日々の生活習慣から変えていかなければ、猫背の改善には繋がりません。 しかし猫背の改善には、特別なものは必要ありません。はじめは、姿勢を綺麗にするという意識だけで十分です。 常にその姿勢を綺麗にするという意識を持って、生活していくようにしましょう。 その上で、今回お伝えした「胸張り体操・肩甲骨よせよせストレッチ・肩甲骨ぐるぐるストレッチ」などの、ストレッチを活用して、猫背の改善に取り組んでいきましょう。
もし、あなたが猫背でお困りの場合、または長年猫背でお悩みの場合、お気軽にご相談ください。
諦めずに一緒に解決していきましょう。
