こんにちは、福岡市南区の整体「福岡らくらく整体院」の高松です。
今日は、「オスグッドだと見分けたら、すぐに行うべき3つの対処法」について解説します。
まずは、こちらの動画をご覧ください。
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(音が出るので、ご注意ください)
オスグッドとは、いったい何?
ただの膝痛?オスグッド?どっちなの?
- 膝が痛くなってきて、しゃがんだり階段をのぼってるときに痛む…
- ひざの出っ張りが出て、正座するときに痛い…
- 膝の少し下が腫れて触ると固く痛がる…
- 膝の下辺りが丸く出っ張って、触らなくても激痛が走る…
このような時、ただの膝痛なのか、オスグット病なのか?見分けがつきません。病院へ行けば診断してくれるので分かりますが、病院で診断する前、このような時はどうすればいいのでしょうか?というお話をよくお客さまから頂きます。
症状
10~15歳にかけて身長が大きく伸びる発育期・成長期に、膝の脛骨結節(お皿の下の骨)が出っ張り、個人差はありますが激痛や痛みがあります。
腫れて熱を持ったり、普通通りに歩けなかったり走れなかったり、出っ張りの部分が当たると激痛が走るので正座ができないなど。ある程度の休養を与えると、痛みが引くこともありますが、多くの場合は痛みが再発してしまいます。
サッカーのドイツブンデスリーガの1.FCニュルンベルクに所属する清武弘嗣選手や世界的に有名なスーパースターブラジルのロナウド選手もオスグット病で悩んでいた時期があるというように、サッカー・野球・陸上競技などのスポーツを行っている子どもに起こりやすいといわれています。
原因
膝を曲げたり伸ばしたり膝の屈曲・伸展を繰り返し反復することで、大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)が膝蓋腱付着部を介して脛骨結節を引っ張るために、過剰な負荷がかかり成長軟骨部が剥離することで痛みが出るといわれています。ただでさえ、成長期の子どもは身長が伸びるので、負荷がかかっているが、膝の屈曲・伸展の繰り返し動作が、さらに輪をかけて負荷を助長しているのです。
オスグッドを見分けるには、どうすればいい?
オスグッドを見分けるには?
やはり一番は病院・整形外科などで、きちんと医師や先生に診断してもらって西洋医学の目線で診断を受けることがいいと思います。当整体院に来院するお客さまを見ての傾向としては、10~15歳のスポーツを頑張っている男の子で、
- 膝の下のちょっと出っ張っている辺り(膝の脛骨)が激しく痛む
- 膝が曲がらない
- 自転車に乗れなくなった
- 階段を登るときに足を引きずっている
そういった膝を曲げるときに痛みが出る不調があれば、オスグッド病を疑ってもいいと思います。
まずは、整形外科で診察してもらうことが一番
そうですね。やはりきちんと病院・整形外科などの診断を受けるのが一番大事なことだと思っています。まずは、診断を受けて、先ほどの傾向があればオスグットを疑ってもいいのかな?ということろです。
オスグッドだと分かったら、すぐに行う3つの対処法
1 身体を休ませ休息をとる
オスグッドだと分かったら、オーバーワーク対策のため、まずはクラブ活動を一旦休みましょう。出来ることならば、練習を2週間~1ヶ月くらいは休ませていものです。
痛みが出る膝だけでなく、太ももや腰の筋肉など、全身の筋肉に負荷がかかっている可能性が高いです。体をしっかりと休ませてあげるため、生活リズムは変えずに、8時間程度の質の良い睡眠(深い睡眠)をとるようにしましょう。
また、血液循環を良くするためにも、睡眠の邪魔をするカフェインが入ったコーヒーや糖分の多いジュースは避け、毎日水を1.5~2リットルは飲むようにしましょう。
そして、疲労回復の為の効果的な食材は「ビタミンB1」を多く含む「豚肉、うなぎ、玄米」と抗酸化作用があるニンニクを一緒に摂取すると、効率よく吸収してくれます。さらに、ご飯とみそ汁のセットには、身体に必須なアミノ酸が含まれていますので、朝食に食べたいものです。
2 静的ストレッチでゆっくり伸ばす
静的ストレッチで勢いを付けずに、ゆっくりと時間をかけて筋肉を伸ばしていくようにします。特に太ももの大腿四頭筋や大腿直筋の異常な収縮により、大きな負荷がかかっているので、オスグットに繋がるのです。徐々に、ゆっくり筋肉を伸ばすようにして、筋肉の柔軟性と血流の改善を行っていきます。
こちらの3つの体操を参考にしてください。- 痛みが強い人にお勧めの『膝曲げストレッチ』
- 痛みが和らいできた人にお勧めの『正座ストレッチ』
- 痛みが和らいできた人に膝周りの筋肉を和らげるための『股関節を捻じるストレッチ』
3 浴槽に入浴する習慣を付ける
当整体院に来られるお客さまの内、多くのお子さまが浴槽への入浴習慣が少なく、シャワー習慣が多いです。疲れを取るためには、浴槽への入浴習慣は必須ですので、入浴するようにしましょう。入浴には3つのメリットがあります。
1 温熱作用
40℃くらいのお湯を溜めて、20~30分くらい浸かると体の芯から温まります。毛細血管や血管が拡張することで血流が良くなり、体内の細胞へ酸素や栄養分の供給ができ、細胞から二酸化炭素や老廃物や疲労物質の回収を行うことができます。血流が良くなると、内臓の働きが良くなり、自律神経のバランスが調整することができ、免疫力アップも期待できます。
2 水圧作用
お風呂に浸かると水圧を受けて、ウエストが5cmほど細くなるほど体が圧迫のされます。この圧力により、第二の心臓といわれる足に溜まった血液を心臓に押し戻し、血液循環が活発になるのです。
また、横隔膜も圧迫されるので、肺も小さくなるので、空気を補充するために呼吸の回数が増え心肺機能の強化にもなり、酸素摂取能力が高くなります。
3 浮力作用
お風呂に浸かると、体にかかる体重は、通常よりも9分の1程度になるといわれています。体が浮くように、体への負担が軽くなるので、筋肉や関節への負担も減少しリラックス効果も高まります。
オスグッドを改善させたいと、福岡市で整体院をお探しのあなたへ
■お客さま事例オスグッドで当院に来られた、10代男の子のお客さまの事例です。
この方は、福岡市南区大橋にお住いの14歳のサッカーをしている中学生のお子さまで、「お父さんがホームページを見つけて、行くように言われて、、、」という理由で、当整体院に来られました。
身体の検査をしてみると、オスグッドの膝痛だけではなく「大腿四頭筋などの太ももの筋肉のハリが強い」などのお悩みも抱えていました。しっかりと筋肉を弛めてあげ、骨盤・頸椎の歪みを整えることや入浴のポイント、自宅での改善体操などで、大きな変化を感じ取れるほど改善したと喜ばれました。
あなたも、この自然形体療法を活用した施術をお試しになって、オスグッドの変化を体験してみてはいかがですか?いつでもお気軽にご相談ください。
オスグッド施術を受けたお客さま体験談
※お客さまの体験インタビュー動画を参考にされてみてください。
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体験談インタビューの詳細は、こちらの『オスグッドの施術を受けたお客さま体験談』を参考にされてみて下さい。
その他の体験談インタビュー(クリックで見れます)
古賀幾造くん | 平川真聖くん | 白石晃己くん | 霍田有輝くん |
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オスグッドで2週間後の運動会に間に合わないと悩んでいた幾造くんは… | オスグッド痛でバスケができずに悩んでいた平川真聖くんは… | 陸上部の長距離走の練習中にオスグッドで悩んでいた晃己くんは… | オスグッドで屈伸もできずに悩んでいた霍田有輝くんは… |
まとめ
オスグッドだと分かったら、すぐに行う3つの対処法
- 身体を休ませ休息をとる
- 静的ストレッチでゆっくり伸ばす
- 浴槽に入浴する習慣を付ける
オスグッドは病院や整骨院などに行っても、なかなか完治することは難しいので、湿布を渡されて「様子を見ましょう」と言われてしまいます。しっかりと身体の疲れを解消する必要があるのです。
負荷がかかっている体を回復させ、筋肉の疲労を抜くことで楽になっていきます。日頃の生活習慣から見直して、痛みを楽にする生活習慣を手に入れてみてはいかがですか?自分でオスグッドの改善に取り組むなら『オスグッドを自分で改善させる方法』を参考にしてみて下さい。
1回の施術で完全に痛みが無くなることは難しいですが、痛みはかなり楽になります。あなたもオスグッドを解消して、痛みに悩まされない生活を手に入れましょう。お気軽にご相談ください。諦めずに一緒に解決していきましょう。