こんにちは、福岡市南区大橋の整体「福岡らくらく整体院」の高松です。
今日は、「バイオリンを弾く姿勢での3つの肩こり対策」について解説します。
バイオリンを引く姿勢は肩こりになりやすい?
楽器を弾く方は結構、体に負担を掛けており肩こりや腰痛などが起こりやすいイメージが付き物です。
楽器の焦点をもっと集中させ、バイオリンに当ててみましょう。
バイオリンを弾く方は、なぜ肩こりが発生しやすいのでしょうか?
バイオリンが下がってしまうから
実際の所、肩こりになりやすい人は、バイオリンの構え方が成っていない方が多いのだとか、そのため、体の負担を理由に楽器をやめる人の原因の大半は、体に無理な負担を掛けてバイオリンなどの弾いていると言われています。バイオリンは、顎で楽器を支えているのではなく、鎖骨に楽器を置くという感じで、楽器を持ちます。顎あてに顎を置くのは、楽器が響かなくなるからだそうです。
顎に力を入れて無理に押し上げようとすると、猫背になってしまい、上がることはありません。
実際、当整体院に来られるお客さまは、ストレートネックになっており、僧帽筋のハリが強く、顎があがった状態で上手くヴァイオリンを支えることができない状態でした。
肩こりになってしまう理由
肩こりが起こりやすい方は、肩甲骨の動きが柔軟ではなく、またバイオリンの方の腕もあまり宜しくないみたいです。ですので、肩甲骨の動きで肩コリやバイオリンの腕の良しあしもプロの方はすぐに判別できるのだとか。
本当のプロの方は、素人の方と比べると姿勢が全く違います。
ピーンと背筋が伸びたキレイな背骨の曲線が美しい姿勢で演奏を行います。
胸を張って背筋を伸ばして正しい姿勢で、演奏をすることは非常に重要なことです。
バイオリンを弾く姿勢は、結局は正しい姿勢であればあまり肩コリとは関係なさそうですが、しっかりした姿勢でなければ肩コリと付き合うはめになり、またそれが原因で早めの引退もありそうです。
肩こりを改善する3つの体操
さまざまな肩こり体操がありますが、今回はこの体操をご紹介します、、、
1 肩甲骨を柔らかくする「肩上げ体操」
椅子に浅く座り、両腕は力を抜いた状態で身体の横に。
そして脇が開かないように、肩のみ上へあげ5秒キープします。
次は、肩の力を一気に抜いて、スト~ンと肩を落とします。
これを繰り返します。
【実際にやってみると】
普段、肩に力が入って肩が上がっている人は、肩の力が抜けにくい感覚があるでしょう。
これを繰り返すことで、肩の力が抜ける感覚が少しずつ分かってくると思います。
身体の力が抜けていく感覚は、とても気持ちがいいものです。
2 肩甲骨を柔らかくする「腕上げ体操」
椅子に浅く座り、両腕をまっすぐに伸ばした状態で肩の高さまで上げる。
この時、手のひらは前を向けた状態で。
腕を下げるときは、体の後ろ(お尻の付近)まで腕をおろします。
肩の力を抜いて、肩甲骨を中心にリズミカルに動かします。
【実際にやってみると】
肩甲骨が動いて、肩の力が抜けていく感覚が分かります。
リズミカルに腕を何回も動かすので、慣れていない人は腕に心地よい疲労感を覚えるでしょう。
血液が循環している感覚を味わえますよ。
3 上部頸椎をしなやかにする「背中丸め体操」
椅子に浅く座り、両腕をまっすぐ前に伸ばし肩の高さで手を組みます。
大きく深呼吸をしながら、息を吐くたびに手を前へ前へ伸ばしていきます。
ポイントは、へそを覗き込むような感じ、背中を丸めながらです。
次に、手を後ろへ回して、腰の部分で手を組んで、息を吐きながら背筋をまっすぐにします。
これを何度か繰り返します。
【実際にやってみると】
背中の僧帽筋が丸まり伸ばされる感覚を感じます。
体操をすることで大きな変化の実感は湧きませんが、頸椎の調整を行う大切な体操です。
肩こりを改善させたいと、福岡市で整体院をお探しのあなたへ
■お客さま事例バイオリンでの肩こりではありませんが、接客業での立ち仕事で肩こりで当院に来られた、30代女性のお客さまの事例です。
この方は、福岡市城南区長尾にお住いの販売員の方で、「痛い施術ではなさそうだし効果がありそうだから、、、。昔から肩こりがひどく、かれこれ20年くらい前からマッサージに通う。気持ちいいけどその場しのぎで次の朝にはツライのが戻っている。コレではいけないとずっと思っていたので、今回ちゃんと治したい。」という理由で、当院に来られました。
身体の検査をしてみると、肩こりだけではなく「手の痺れや冷え」などのお悩みも抱えていました。
しっかりと筋肉を弛めてあげ、骨盤・頸椎の歪みを整えることで、目に見える改善になったと喜ばれました。
あなたも、この自然形体療法を活用した施術をお試しになって、身体の変化を体験してください。
参考:肩こりの施術を受けたお客さま体験談
※お客さまの体験インタビュー動画を参考にされてみてください。
↑中心のボタンを押すと再生(1分57秒)↑
(音が出るので、ご注意ください)
体験談インタビューの詳細は、こちらの『肩こりの施術を受けたお客さま体験談』を参考にされてみて下さい。
その他の体験談インタビュー(クリックで見れます)
新井 聡美さん | 木津 良恵さん | 古川 弥生さん | 原 真一さん |
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肩こりと肩こりからくる頭痛に悩んでいた新井さんは… | 頚椎ヘルニアの痛みと痺れに悩んでいた木津さんは… | 肩こり・猫背で悩んでいた古川さんは… | 肩こり・疲労感・倦怠感で悩んでいた原さんは… |
まとめ
バイオリンで肩こりになるのは姿勢の悪さが影響している
ストレートネックや顎が上がった体勢など
肩こりを改善する4つの体操
- 肩甲骨を柔らかくする「肩上げ体操」
- 肩甲骨を柔らかくする「腕上げ体操」
- 上部頸椎をしなやかにする「背中丸め体操」
バイオリンの上達に練習は必須ですが、姿勢を常に意識して練習を行うようにしましょう。
長時間の練習の間に、必ず簡単でもいいのでストレッチを取り入れると、肩こりの度合いが全く違ったものになるでしょう。
特に、バイオリンの練習になると、本格的になればなるほど、毎日の練習時間は増えていきます。
毎日、4時間以上の練習なんてザラなのではないでしょうか?
しかも、同じ姿勢でバイオリンを引くのですから、肩や首や背中や腰などにも大きな負担がかかってくると思われます。
それだけ、長時間の練習を行うと、腰も痛くて大変なのではないでしょうか?
ですので、練習時間の合間を見て、必ず体を動かすようにしましょう。
特に肩甲骨周りを意識して、肩を回したり体を動かすことで、筋肉の緊張は解けてリラックスできます。
そうすることで、血行も改善されますし、筋肉の柔軟性も回復されていきます。
長時間の練習中で動けない時は、ゆっくりでもいいので体を動かすことを意識して、練習するようにしましょう。