こんにちは、福岡市南区大橋の整体「福岡らくらく整体院」の高松です。
今日は、「テニス肘で3年前から悩んでた、40代女性の改善事例」について解説します。
まずは、こちらの動画をご覧ください。
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テニス肘で3年前から悩んでた、40代女性の改善事例
【どんな人?】
この女性は、福岡市南区南大橋にお住まいの40代の女性です。
自営業で、自宅で服を作ったりなど針仕事をして、販売されているお仕事をされています。
【どんなお悩み?】
お仕事上、常に下を向いて力を込めて針を引っ張っているので、腕・肩・首コリが強くある自覚はあったとのことで、それにより片頭痛が頻繁に起こってたり、首こり、肩こりが酷いというので悩んでいたそうです。
それで3年ぐらい前から趣味のテニスを週1回くらい楽しまれていた様なんですけど、その時に痛みが出たということでした。
激しく痛んではいなかったのですが、常に「ジーン」と痛みがあったとのことです。
それがなかなか良くならなくて、病院に行ったり整骨院に行ったらしいんですけど、改善が見られず「難しいからしょうがないのかな?」という感覚でいたらしいんです。
【来院のきっかけは?】
当整体院に来られる2〜3日ぐらい前から、手の甲まで痺れ(しびれ)が下りて来て、痛い所が広がってきたので、「これはチョットまずいな…」と言うことで、来院されました。
家も近所の方なので、以前から散歩で前を通ったりして、気になっていたらしく、今回行って見ようという事で来院されました。
テニス肘になった4つの原因
1 背中全体に物凄いコリが発生
テニス肘が起こった原因としては、背中全体に物凄いコリが発生していました。
触ってチョット驚いたくらいに筋肉が硬くなっていました。
これは、常に下を向いて首・頭を下げて作業している事で、首とか肩が相当疲労していました。
それがなかなか解消できないまま、積み重なって来ているのが診て取れました。
2 姿勢の乱れ(猫背)
姿勢の乱れで、猫背がとても酷くて、立った時にもう背中が丸くなって、骨盤が後ろに傾いている様なバランスになっていました。
このバランスが悪いことで、姿勢が猫背になってしまっていました。
3 深夜に及ぶ作業(生活リズムの乱れ)
深夜に及ぶ作業、日中はいろいろ家族のお世話とか、そう言うのがありながら、なかなか仕事に集中出来ないらしく、休憩をはさみながら夜中まで作業してたと言うのがありました。
長時間パソコンを見たりとか、生活の時間帯などが乱れてたというのも、コリが出た原因だと思います。
4 血行不良
あとは、血行不良が物凄く感じられました。
筋肉を傷めてたり、筋肉の緊張などのコリが凄く出ていたのもありますが、その影響もあって血行不良を感じましたし、体の冷えも凄く感じました。
テニス肘になったと思われる3つの根拠
根拠としては、1 深夜に及ぶ作業
深夜に及ぶ作業で、長時間悪い猫背姿勢で、常に下を向いて力を込めて作業をしていました。
筋肉疲労が積み重なり、疲れが抜けずに、疲れが溜まってきたというのがあると思います。
2 シャワーにしか入らない
日中は、なかなか時間が取れないので、長年の習慣でシャワーにしか入らない生活をされていました。
シャワー生活が続くと、血行不良を出したり、筋肉を痛めている原因になったのではないかと考えています。
入浴してお風呂に体を浸からないと、体が芯から温まりませんし、芯から温まらないとリラックスすることもできません。
3 骨盤の後傾で猫背
骨盤の後傾で猫背になるだけでも、首・肩に負担がかかり痛めやすくなります。
いろいろな原因が重なった中で、たまたまテニスで痛めてしまったというのを感じられました。
テニス肘4つの改善方法
どういう風に改善させていったかと言いますと具体的に5つやっていきました。
1 筋肉を緩める整体
この方の改善法として、いくつかあったんですが、一番は弛める整体を徹底的にやって行きました。
この方は、すごく改善までが早かったのですが、整体でとにかく筋肉を柔らかくすることで、血行を改善させていきました。
緊張が落ち着いて、筋肉の動きが出てくると血管が開いて、血液の流れが出てきますので、体を休めやすくなりました。
実際、痛みが強かったけど動くことが出来たので、慢性的な痛みが悪くなっていたので、血行を良くするために、弛める整体をやって行くと、痛みが大きく改善されて行きました。
2 骨盤後傾を改善させるストレッチ
骨盤後傾を改善させるストレッチを行いました。
主に臀部(お尻)とハムストリングス(太ももの裏)の筋肉が、すごく縮んで拘縮していましたので、適度にストレッチを行って伸ばしていきます。
ストレッチも急に伸ばすと、反射の作用が働いて、逆に筋肉が硬くなってしまいますので、痛いと思う手前で、ゆっくりと伸ばしながらストレッチをかけていきました。
3 ヨガのポーズ(チャイルドポーズ)
チャイルドポーズをご紹介しました。
チャイルドポーズとは、子供がうつ伏せで四つん這いになって寝ているような体勢です。
とにかく猫背で、背中が丸くなって硬くなっているので、ゆったりと伸ばしながらもリラックスできるポーズを選択しました。
これを毎日、朝でも夜でも仕事の合間でもやっていただいてリセットしてもらいました。
4 肘をゆるめる自己療法
痛むのは手の長橈側手根伸筋辺りですので、この周辺の筋肉を柔らかくするような簡単な自己療法をお伝えして、お手入れを進めて頂きました。
テニス肘を改善させたいと、福岡市で整体院をお探しのあなたへ
■お客さま事例テニス肘のお悩みで当院に来られた、40代女性の事例です。
この方は、福岡市南区三宅にお住いの自営業の方で「家がすぐ近くなので開業当時からずっと知っていた。散歩でいつも通る道でもあるので。」という理由で来られました。
身体の検査をしてみると、背中周りの筋肉の緊張によりカチカチな状態になっていましたので、血流不良や筋肉のコリが原因と考えられました。
また、骨盤の後傾により体のバランスも大きく崩れていて、猫背になっていました。
施術では、しっかりと筋肉を弛めて解してあげ、骨盤・頸椎の歪みを整えることや睡眠・入浴での改善ポイント、自宅での改善体操を実践していただき、大きな変化を感じ取れるほど改善したと喜ばれました。
あなたも、この施術をお試しになってテニス肘・猫背の改善を体験してみてはいかがですか?
いつでもお気軽にご相談くださいね。
【猫背改善の施術を受けたお客さま体験談】
※お客さまの体験インタビュー動画を参考にされてみてください。
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(音が出るので、ご注意ください)
体験談インタビューの詳細は『猫背改善の施術を受けたお客さま体験談』を参考にされてみて下さい。
まとめ
【テニス肘になった4つの原因】
- 背中全体に物凄いコリが発生
- 姿勢の乱れ(猫背)
- 深夜に及ぶ作業(生活リズムの乱れ)
- 血行不良
【テニス肘になったと思われる3つの根拠】
- 深夜に及ぶ作業
- シャワーにしか入らない
- 骨盤の後傾で猫背
【テニス肘4つの改善方法】
- 筋肉を緩める整体
- 骨盤後傾を改善させるストレッチ
- ヨガのポーズ(チャイルドポーズ)
- 肘をゆるめる自己療法
2週間の間に6回の施術ができました。
この方が、かなり危機感を持って頑張って取り組んだので、改善が早くなりました。
最初はテニス肘の痛みで、テニスもできなかったんですが、痛みが引いてきて週に1回くらいテニスの練習に復帰できるようになりました。
そのタイミングで、動かしながらも痛みが減ってきましたので、現在では月に1回のメンテナンスに切り替えています。
今回の事例を通じて感じたのは、テニス肘というだけに、痛むのは長橈側手根伸筋辺りです。
しかし本当の原因は、長橈側手根伸筋ではなく、背中や姿勢のバランスだということを実感しました。
病院や整形外科にかかると、「長橈側手根伸筋の炎症」だという診断を受けて、バンドで留めたり、痛み止の薬で痛みを抑えたりという方法がメインの治療方法になると思います。
しかし、背中のコリや全身的なバランスがものすごく崩れている可能性があるので、長橈側手根伸筋の治療だけだと、改善は難しいのではないか?と考えています。
テニス肘に限らず、腱鞘炎などの症状も、痛むのは手首・肘だったりしますが、背中からしっかりと筋肉を緩めて、全身のバランスを整えていかないと改善しません。
背中の動きが悪くなって、腕先の筋肉が引っ張られていくので、関連性は当然あります。
さらにいうと、骨盤が後傾してしまって、背中が丸くなった猫背の状態になったバランスが、背中のコリを生み出している原因になったりします。
ですので、痛む部位だけをマッサージしたり処置したりしても、根本的な原因にアプローチできない可能性が高いです。
そういう場合は『猫背による5つの悪影響を改善する3つの簡単な方法』や『寝返りをして質の良い睡眠を得るための3つのコツ
』を参考にしてみてください。
整体でもテニス肘や腱鞘炎は改善が可能ですので、病院でなかなか治らないとか、何度も再発しているとか、そういった症状でお困りの方は、ぜひご相談してください。