こんにちは、福岡市南区大橋の整体「福岡らくらく整体院」の高松です。
今日は、「寝返りをして質の良い睡眠を得るための3つのコツ」について解説します。
どのようなお子さんが悩んでいるのか?
寝返りをする理由
私たちはよく寝ている間に、右向いたり左を向いたり、時にはうつ伏せになったり、体の向きを変える「寝返り」を何度もしていますよね。
「寝返りの役割」として、、、
- 体温や布団内部の温度、湿度を調節
- 睡眠サイクルのリズムを整える
- 血液循環が滞ることを防ぎ、体の負担を和らげる
といった役割があります。
寝返りすることで得られる3つのメリット
1 体温調節や布団内部の温度や湿度調整
寝返りをすることにより、布団の中で熱せられた空気が移動し、周りの低温の空気が流れ込む対流を生み出すことによって、布団の中の温度調整や湿度調整を行っています。
また体温調節をするために、寝返りをするのは良く知られていることと思います。
これは、半側発汗という人間の反射の一種により、圧迫されている側の半身には汗を抑制させる機能が働くため、汗をかかずにいます。
反対に圧迫されてない側は、どんどん発汗するのです。
しかし圧迫されて発汗しなくても、圧迫されているので、その分熱を持つことになりますので、寝返りをして体の調整をしているのです。
2 血液循環が滞ることを防ぎ、体の負担を和らげる
寝返りのメリットは、血液循環を改善するためでもあります。
布団やマットレスの上で寝ていると、体重分の重さが圧力として接地面にかかります。
圧力がかかっている部分は、血管が押しつぶされ血流が悪くなり、血液や体液が滞留しやすくなるといわれています。
血液循環が悪くなると、体の隅々の細胞に酸素や栄養分を届けることができず、二酸化炭素や老廃物の回収もできなくなるため、血管に老廃物が滞ってしまい、痛みやハリの原因になってしまうのです。
寝返りをすることにより、血液循環の改善を自然に行っているのです。
3 睡眠サイクルのリズムを整える
寝返りには、睡眠のリズムを整えるという役割もあります。
睡眠には、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)という2種類の睡眠があります。
レム睡眠(浅い眠り)とは、、、
- 睡眠の20%を占めていて睡眠サイクル90分の10~20占める
- 身体の抗重力筋、姿勢筋が弛み体を休ませる
- その日の記憶情報処理を行っている
ノンレム睡眠(深い眠り)とは、、、
- 睡眠の80%を占めていて、睡眠サイクル90分の70~80分を占める
- 脳波は活動が低下し、大脳を休ませる
- 成長ホルモン分泌や免疫増強作用がある
レム睡眠とノンレム睡眠が繰り返されるのは、睡眠により徐々に体温が下がっていく過程で深い睡眠が得られるためだからです。
睡眠中にレム睡眠で体温が上がり、ノンレム睡眠になると体温が下がって発汗作用により体温を下げていきます。
寝返りすることで得られるメリット
寝返りのメリット
この寝返りをしないと、いったいどうなるのでしょうか?
寝ている間も、私たちの体には負荷が掛かっています。
例えば、右を向いて寝ていれば左が下になっているので、体の左側に体重がかかるので左腰や左肩などへの負担も大きくなります。
しかし、寝返りをして体の向きを変えることで、体の至るところにかかる負担を体全体に分散するというメリットがあるんです。
寝る時の姿勢は、仰向きやうつ伏せ、左向きや右向きなど人によって異なります。
寝ている時に寝返りを打てば、どんな姿勢で眠りについても、起きたときに体が痛むということも少なくて済みます。
寝返りを打たないで長時間同じ姿勢を保ち続けると、首や肩、腰や足など全体もしくはどこが一部分の筋肉が疲労して、体がだるくなったり痛みを感じる原因にもなります。
適度な寝返りをできるようにするには?
寝返りできるようにするには?
まず、そもそも快適に眠れる環境(布団・枕・室温・パジャマ・寝る前の状態など)などで眠っていれば寝返りの回数も少なくてすみます。
寝る前に『肩こりを改善させるための正しい布団の選び方』を参考にしていただいて、快適に眠るための準備を整えるといいでしょう。
「寝返りの回数が多い理由」としては、
- 体が沈みこんでしまう柔らかすぎのベッドマットや布団を使用
- 体を圧迫する硬すぎのベッドマットや布団を使用
これでは、体の負担を減らそうと、寝返りの回数も多くなります。
質の良い睡眠をする3つのコツ
1 マットレスや枕を自分サイズに合わせる
もし起きたときに体が痛いと感じるようなことがあれば、うまく寝返りできていない可能性もあるので、マットレスや枕などを変えてみるとよいでしょう。
マットレスは硬すぎず、柔らかすぎずなんどで、選ぶのは難しいですが、1日8時間近くも寝る布団ですので、慎重に選びましょう。
また、枕も睡眠には重要な役割を果たしています。
枕が高すぎると、いびきをかいたり、肩こりや首痛を起こしたりしますし、逆に枕が低すぎると、頭に血が上って自律神経が刺激され深い睡眠を得ることができません。
ベストな枕の高さは、呼吸が無理なく自然にできる高さですので、タオルを引いて2重3重に折ったりしてベストな高さを見つけてください。
2 寝るまでの環境を整える
基本的な事ですが、寝る前の1~2時間はリラックスして、照明を少し落として、勉強やテレビ、インターネットなどパソコンを見ないようにする。
これは脳が光の刺激を受けて不自然な覚醒状態になるからです。
特に、ツイッター・フェイスブックや対戦型ゲームなどのリアルタイム型のインターネットサービスは使わないようにしましょう。
会話を交わしていくごとに、どんどん脳が覚醒されて目が覚めてきます。
そして寝るときはカーテンをして、真っ暗な環境を作るようにしましょう。
真っ暗な方が眠れます。
3 ゆっくり入浴して体を温める
温めのお風呂にゆっくり入って、体を芯から温めてリラックスしておくことも重要です。
シャワーだけだと、浴槽の入浴で得られるような効果は期待できません。
浴槽の入浴で得られること
- 温熱効果…毛細血管が開いて、血行が良くなり疲労物質を回収し、疲労回復や体の芯まで温まる。
- 水圧効果…水の水圧がかかり、マッサージ効果を受け、血流改善。
- 浮力効果…水野浮力により、重力が軽減しリラックス効果。
入浴しながらストレッチなどを行うと効果的ですので『女性特有の肩こりだから…入浴しながら3つの改善方法』を参考にして入浴効果を上げてください。
一見何の意味もないような寝返りは、体の調子を整える大切な意味があったんですよ。
腰痛を改善させたいと、福岡市で整体院をお探しのあなたへ
■お客さま事例長年の職業病というお悩みの腰痛で当院に来られた、30代女性のお客さまの事例です。
この方は、福岡市南区横手にお住いの小学校教師として小学校にお勤めの方で、「福岡市南区大橋で一番人気だし、先生が病院の勤務経験があったので安心。友人も行ってよかったと聞いていた。元々腰痛持ちでぎっくり腰などを繰り返している。4月頃から炊事のときや買い物でカートを押しているとお尻に激痛がでる。整骨院では埒が明かないと感じ、以前から聞いていたうちを探して来院した。」という理由で、当整体院に来られました。
身体の検査をしてみると、腰痛だけではなく「長年悩んできた猫背と偏頭痛」のお悩みも抱えていました。
しっかりと筋肉を弛めてあげ、骨盤・頸椎の歪みを整えることや睡眠での改善ポイント、自宅での改善体操などで、大きな変化を感じ取れるほど改善したと喜ばれました。
あなたも、この自然形体療法を活用した施術をお試しになって、腰痛や猫背の変化を体験してみてはいかがですか?
いつでもお気軽にご相談ください。
スッキリ起きれるようになったお客さま体験談
※お客さまの体験インタビュー動画を参考にされてみてください。
↑中心のボタンを押すと再生(1分21秒)↑
(音が出るので、ご注意ください)
体験談インタビューの詳細は『スッキリ起きれるようになったお客さま体験談』を参考にされてみて下さい。
その他の体験談インタビュー(クリックで見れます)
E.Tさん | 佐伯 セイラさん | 横澤留美さん | 松原 優子さん |
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出産を機に7回のぎっくり腰、慢性腰痛で悩んでいたE.Tさんは… | 生理痛と生理痛からくる腰痛、腹痛で悩んでいた佐伯セイラさんは… | 手術はしたくないと悩んでいた横澤さんは… | 椎間板ヘルニアで悩んでいた松原優子さんは… |
まとめ
寝返りすることで得られる3つのメリット
- 体温を調節や布団内部の温度や湿度調整
- 血液循環が滞ることを防ぎ、体の負担を和らげる
- 睡眠サイクルのリズムを整える
質の良い睡眠をする3つのコツ
- マットレスや枕を自分サイズに合わせる
- 寝るまでの環境を整える
- ゆっくり入浴して体を温める
睡眠の重要性はあなたも十分理解していると思います。 しかし、分かっていても睡眠が原因になっている腰痛や肩こりは減少する事がありません。 福岡らくらく整体院でも多くの方が、睡眠により腰痛や肩こりが悪くなったというような事例を何件も見てきました。
質の良い眠りを得て、腰痛や肩こりなどの痛みやしびれに悩まされない生活を手に入れてください。 そのためにも身体を温めることを意識して、『冷えによる首こり肩こりを改善する4つの生活習慣』を参考にしてみてください。
そもそも質の良い睡眠を手に入れるには、寝る前からの行動が大きく影響しています。 まずは、体がリラックスしていることが挙げられますので、寝る前にお風呂に入浴してしっかりと浸かることで、体を芯から温めてあげることが必要です。 また、布団やベッド、枕も体に合うものでないと、体に負担がかかってしまって質の高い睡眠を得ることはできません。
呼吸のしやすい体の姿勢になるように、枕の高さはタオルで高さ調整を行い、バランスを整えましょう。 そうすることで、適度に寝返りを打てる状態になりますので、寝返りを打つことで、体のバランスを自然に取る機能が働き、寝返りを行うことが可能になります。 寝返りが自然に打てる環境を作ることが、肩こりや腰痛などの痛みを避ける睡眠習慣を手に入れることになるのです。
睡眠の質が低くて、毎日の疲れが取れないと悩みのあなた、お気軽にご相談ください。
諦めずに一緒に解決していきましょう。