成長期の柔らかい骨でも大丈夫なストレッチ

こんにちは、福岡市南区大橋の整体「福岡らくらく整体院」の高松です。

今日は、「成長期の柔らかい骨でも大丈夫なストレッチ」について解説します。

●【成長期の骨は柔らかい】
成長期の骨は柔らかいです。
この時期に激しい運動をすると、骨の成長に悪影響を与える可能性が高いです。

身長が伸びなかったり、丈夫な骨が作れなかったりすれば、将来の健康を左右してしまうでしょう。
子どものためには、骨の成長や健康を考えることが大事です。

成長期の骨、子どもの骨は大人の骨と比較して柔らかい性質です。
カルシウムよりもコラーゲンや水分を多く含んでいるためです。
柔らかく、粘りがあるような骨なのです。

●【骨の特質を考える】
幼児期から１５歳くらいまでの成長期はおおよそ、このように柔らかい骨と考えて良いでしょう。
成長期の骨が折れた場合、折れるよりも曲がる、といった状態になるのも柔らかい骨特有です。
曲がったまま気付かず、子ども特有の治癒能力の高さで治ってしまうこともあるそうです。

骨自体だけではなく、関節部分の骨端軟骨（成長軟骨）も成長期には特に重要な部分です。
軟骨だけあって柔らかい組織です。

激しい運動や負担のかかるトレーニングを繰り返していると致命的なダメージを受けてしまうことがあります。
成長期の骨は柔らかいということを意識して、適度な運動、そしてバランスの良い食事が子どもには大事なのです。

成長痛でも大丈夫なストレッチとは？

●【成長痛でも大丈夫なストレッチ】
12歳までの子供によく出る成長痛。
原因もなく身体が痛み、翌日になると痛みが消えてるというもので、特に一生懸命にスポーツを頑張る男の子に多いと言われています。

主に太もも、膝、ふくらはぎなど、下肢に痛みが出て、時に腕や頭痛も伴います。
当整体院に来られるお客さまのほとんどは、夜に痛むことが多いのですが、筋肉、骨、関節に異常はありませんでした。
※もし異常があれば、まずは病院へ行って頂きます。

しかし、ストレッチをすることで成長痛を予防したり緩和する場合があるので、もし成長痛になった場合はストレッチをしてみるとよいかもしれません。

●【ストレッチのやり方】
成長痛でよく痛むのは膝ですが、膝の成長痛予防には大腿四頭筋のストレッチが特に重要となります。
大腿四頭筋とは太もも前がわの筋肉で、ストレッチ方法は片方の足を正座のように曲げ、片方を前に伸ばし、ゆっくりと上体を寝かせるというものです。

また、大腿後面は同じ姿勢で上体を前に倒します。
ふくらはぎのストレッチはいわゆるアキレス腱伸ばしのストレッチを行うとよいでしょう。

痛みがあると運動をするのはよくないと思われがちですが、激しくない運動、ゆっくりとしたストレッチであれば問題ありません。
ただし、成長痛だと思っていたら別の病気や怪我だったということもありますので、自己判断せずにまずは病院で診察を受けてからにしましょう。

成長痛やオスグッドかな？と思ったら、こちらの『少年野球のキャッチャー膝痛５つの自己ケア方法』を参考にして行うようにしてみて下さい。
生活習慣からの改善が必要です。

膝の成長痛を改善させたいと、福岡市で整体院をお探しのあなたへ

■お客さま事例

オスグッドのお悩みで当院に来られた、10代男の子の事例です。

この方は、福岡市中央区平尾にお住いの小学生、「子供の成長痛に関してしっかり治療できそうだったから。お子さんの症例がたくさんあり、治療ができそうだった。ここ数年急激に身長が伸びていた。4月からかかとが痛み始め、整形外科で診断を受けた。バスケットをしているが、走れなくなったが、病院では治療方法がないため他を探していた」という理由で、当整体院に来られました。

身体の検査をしてみると、膝の成長痛だけではなく「シーバー病（踵骨骨端症）・首痛」のお悩みも抱えていました。
しっかりと筋肉を弛めてあげ、骨盤・頸椎の歪みを整えることや動くときのポイント、自宅での改善体操などで、大きな変化を感じ取れるほど改善したと喜ばれました。

あなたも、この自然形体療法を活用した施術をお試しになって、膝の成長痛の変化を体験してみてはいかがですか？
いつでもお気軽にご相談ください。