こんにちは、福岡市南区大橋の整体「福岡らくらく整体院」の高松です。
今日は、「重度のアレルギー性紫斑病(10代女子)の改善事例」について解説します。
まずは、こちらの動画をご覧ください。
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重度のアレルギー性紫斑病(10代女子)の改善事例
【どんな人?】
この方は12歳(小学6年生)の女の子です。
福岡らくらく整体院に来られる2週間前に、足に紫斑が出現してきて、すぐに病院を受診されたそうです。
すぐに紫斑病と診断されたので、九大病院に紹介されてステロイド剤を服用して経過を見ていこうということになったそうです。
この症状は、西洋医学でもまだはっきり原因が分かっていなくて、特に共通して出ている症状としては10〜20代の女の子に多い症状です。
紫斑病を持っている方は、鼻炎が酷かったり、頻繁に起こる腹痛があったり、100人に一人の割合で腎炎(腎臓に炎症を起こす症状)を併発することが多いそうです。
【どんなお悩み?】
この方は、バトンを普段を頑張っていらっしゃって、年明けに全国大会に出場して優勝されたそうです。
でも、全国大会の優勝を目指して練習していたそうで、かなりハードなトレーニングを長期間やっていたということでした。
優勝した直後に紫斑病の症状が出てき始めて、困っていらっしゃいました。
【来院のきっかけは?】
ストロイド剤といっても、原因が分からないので体に強い薬を入れて、症状を抑え込もうとする治療なのです。
でも、お母さんはそれではなかなか難しいみたいだし、小さな子供に強い薬を飲ませたくないということで、体に優しい方法で子供でも大丈夫だということを見て、「なんとかならないだろうか?」というご相談に来られました。
紫斑病の症状の3つの原因
紫斑病の症状の原因については、詳細はよく分からないというのが正直なところです。
1 重度の猫背で体のバランスが崩れていた
身体的な特徴として、猫背がものすごく強かった。
猫背ということで、骨盤の後傾が顕著に表れていて、全身いたるところにコリがすごく強く出ていました。
特に、大臀筋、中臀筋、梨状筋、お尻周辺の筋肉や、腹筋群の腹直筋、腹横筋、もっと奥のインナーマッスル、大腰筋、その他お腹に関する筋肉が、かなり触ってもすぐ分かるくらいカチコチに拘縮していました。
2 全身の緊張
それによって、緊張が高まっていました。
自律神経の緊張があって、交感神経が特に強く働いていたような感じで、全身の脱力ができないような感じでした。
3 ストレス
全国大会に向けての練習が、かなり厳しかったようで、精神的プレッシャーやストレスを相当感じていたようです。
これによって、免疫力が低下していたのじゃないかと考えます。
その根拠として、
1ヶ月に5回の整体で、かなり体のバランスが改善して、強度のコリがみるみる柔らかくなっていきました。
体が緊張して萎縮していたのが、ものすごいリラックス状態になっていきました。
薬の力もあったのかもしれませんし、それは否定できないところですけど、紫斑が完全になくなったことで、薬と平行した施術が有効だったのではないかと思います。
紫斑病の身体的症状5つの改善方法
どういう風に改善させていったかと言いますと具体的に5つやっていきました。
1 薬の調整
病院でもらった薬は、お医者さんと相談しながら、服用してもらっていました。
2 入浴法
体を柔らかくして、リラックスを高めていって、ゆっくり休めるようにしながら、免疫力を高めるような方法を実践してもらいました。
お風呂にゆっくり入ることで、血液の循環を促して、リラックスを高めていく。
ゆっくり休息をとれるような体勢を取り入れました。
ちょっと、お風呂に入ると体温が上がってきて、血行が良くなると紫斑が出ているところが、ピリピリするような症状もありました。
しかし、ひどく痛まない程度に、体と相談しながら、時間は調整してもらいました。
基本は、40度前後のすごい温めの温度で、のんびり10〜15分程度は入るようにしていただきました。
3 ヨガのポーズ
ヨガのポーズでチャイルドポーズというものを取り入れて頂きました。
目的はリラックスをすることと、体のバランスを調整するのにすごく有効なので、これをやっていただきました。
ポーズは、正座をして手を伸ばしながら前に伸びていくポーズです。
体の前面と後面の筋肉のバランスをゆったり保ちながら、筋肉は伸ばしたまま、ゆったり脱力ができるポーズなので、呼吸をしながら体の伸びを味わって、すごくリラックス出来ます。
リラックスしながら、バランスが取れてくるポーズですので、朝晩やっていただきました。
4 緩める整体
緊張を緩めていったり、拘縮が強くなっている筋肉を緩めたり、体を楽にしていくために、ゆったり休めるような体を目指して整体を進めていきました。
5 バランスをとるためのストレッチ
なかなかヨガのポーズだけでは伸ばしきれないところがあったり、拘縮が強いと加減を気をつけながら伸ばしていくと、さらに効果が期待できるので、ストレッチをやっていただきました。
ストレッチでは、大臀筋、中臀筋あたりを狙ったストレッチと、腹筋群のお腹周辺の筋肉を伸ばすような、ヨガのポーズを応用したりとかしながらやってもらいました。
首あたりはデリケートなので、強いストレッチは返って緊張を高めたりするので、程よく伸ばしながら、筋肉をゆっくり伸張させれるようなイメージで、その施術が進んでいくたびに強度を調整しながらやってもらいました。
紫斑病の施術を受けたいと、福岡市で整体院をお探しのあなたへ
■お客さま事例
紫斑病のお悩みで当院に来られた、20代の女性の事例です。
この方は、福岡市南区曰佐にお住いの会社員の方で「3ヶ月前から紫斑病で悩んでいた。お客さんの体験談が多く安心できそうだった」という理由で来られました。
身体の検査をしてみると、紫斑病だけでなく「猫背・筋肉のコリ」もあり「病院と整骨院に行っていたけど、改善しなかった」ということでした。
また、骨盤の後傾により体のバランスも大きく崩れていて、腰痛・猫背になっていました。
施術では、しっかりと筋肉を弛めて解してあげ、骨盤・頸椎の歪みを整えることや睡眠・入浴での改善ポイント、自宅での改善体操を実践していただき、大きな変化を感じ取れるほど改善したと喜ばれました。
あなたも、この施術をお試しになって紫斑病の施術を体験してみてはいかがですか?
いつでもお気軽にご相談くださいね。
【紫斑病の施術事例を参照してください】
※お客さまの体験事例なども参考にされてみてください。

まとめ
【紫斑病の症状の3つの原因】
- 重度の猫背で体のバランスが崩れていた
- 全身の緊張
- ストレス
【紫斑病の身体的症状5つの改善方法】
- 薬の調整
- 入浴法
- ヨガのポーズ
- 緩める整体
- バランスをとるためのストレッチ

これだけの改善方法を、かなりこの方の症状は強かったので、お母さんと一緒にかなり頑張ってくれたんですね。
普通は下半身とか関節の裏側とか、指南が多く出る症状なんですけど、この方は全身に渡って、最初はドンドン広がっていったので、お母さんもかなり動揺されていたんです。
体の変化を信じて、ゆっくり休ませながら、経過を見ていきましょうということで、勇気づけながら進めていきました。
最初の3回くらいは施術をするたびに、体は柔らかくなっていったんですが、紫斑の広さが広がって、ものすごく不安があったんですが、4回目の施術になると一気に、大きくなっていた紫斑がものすごく小さくなったり、明らかに変化が見て取れましたので、変化を見ながら薬の調整を病院とも連携して相談しながらやっていきました。
症状を改善させるというよりも、免疫力を上げて体の回復力をサポートするようなイメージで整体を行っていきました。
あと日頃のお手入れも「どうやったら体が休まるか?」「どうやったらリラックスができるか?」ということを意識して進めていくことで、大きな変化が出せましたので、よい事例だったと思います。
