お客様インタビュー

バランスと柔軟性を回復させるオスグッド対策

こんにちは、福岡市南区大橋の整体「福岡らくらく整体院」の高松です。「バランスと柔軟性を回復させるオスグッド対策」について説明します。

硬くなっているところを緩めて伸ばす

オスグッド病を改善させるには、まずはゆっくり休息をとることが必要です。まだ睡眠を取るだけではなく、リラックスして血液の循環をしっかり作るために入浴を大切にすると、睡眠の質が向上してきます。さらに入浴中に膝を痛くないところまで曲げたまま入っていると、太ももの筋肉がゆっくり伸びて、膝の痛みが軽減してきます。深く曲げられるようなら、正座をしておくと太ももの自然なストレッチになります。症状の軽いお子さんの場合は、これだけ改善して練習を再開することができることもあります。

しかし、オスグッド病の本当の原因は、もっと深部にあります。太ももの筋肉を柔らかくするだけで治りきれない場合は、公募間違いなく猫背が強く関係しています。猫背になったからオスグッド病を発症したと言ったほうが正しいかもしれません。整体を行う場合は必ず調整を行いますが、猫背の大元はお尻の筋肉、大臀筋、中臀筋、梨状筋や、太ももの裏側のハムストリングス、腹筋群、さらに大胸筋が氷になって縮んでいることです。

体重を支える体感部分がバランスを崩しています。この縮んでいる部分を緩めて伸びを出していくと、骨盤が引っ張られて後ろに倒れていたのが、引っ張る力が弱くなるので骨盤が起き上がりやすくなります。結果太ももの筋肉にゆとりが生まれ、膝を引っ張る力が軽減してオスグッド病の痛みがさらに改善します。

身体の歪みを作る1番の原因はお尻の筋肉

体の中で1番体重を支える強い筋肉はお尻の大臀筋、中臀筋です。もちろんお尻だけでなく、骨格や内臓、その他の筋肉も分担して体を支えていますが、その中で1番大きな役割を果たしているのがお尻の筋肉だと考えています。骨盤と大腿骨をつなぐ強い筋肉です。座ったりだったりと動作を行うときに、この筋肉がとても重要な働きをします。そして、体の表側のお腹腹筋群と、太ももの表と裏、大腿四頭筋とハムストリングスのバランスがとても緊密に関係しています。体は全てがバランスをとりながら動いているので本当は部分的に限定するのはおかしいかもしれませんが、ここではわかりやすく主な働きをする部分で説明したいと思います。

オスグッドを発症しているお子さんの共通点は猫背です。近年の日本の生活スタイルは、ほぼ西洋式の椅子やソファーに座りますが、意識をしないと骨盤が後ろに倒れて背骨が後ろに湾曲し、顎が前に出てダラット座る方が多いでしょう。この姿勢をとったときは、筋肉のバランスは完全に崩れてしまいます。筋肉は骨に付着している部分が決まっていますので、捕獲のバランスが変わると、筋肉もバランスが変わります。特にこの猫背の形になると、次のような状況が必ず発生します。

▽筋肉の収縮

  • お尻(大臀筋、中臀筋など)
  • ハムストリングス
  • お腹(腹筋群)
  • 旨(大胸筋など)

▽筋肉の伸張
・太もも(大腿四頭筋など)

これは筋肉が骨板に付着している部分と骨盤と大腿骨の位置関係と回転軸が大きく関係しています。体を横から見ると、だいたい骨が骨板にはまっている股関節の部分はお尻の筋肉の付着部(上部が超腸骨綾で下部は大腿骨)の間にあります。

逆に体の前面は、お腹の筋肉は骨盤の前のぐりぐりした部分(上前腸骨棘)あたりに帰宅しており、太ももの筋肉も同じあたりに付着しています。それぞれの位置関係と骨盤の回転軸、筋肉の強さがバランスを決定づけています。なぜ断言できるかと言うと、大人の子さんはこのバランスを正しく調整することで、劇的に痛みが回復するからです。強く引っ張りすぎているところを緩めてあげて雲いっぱいありすぎて縮めなくなっているところを縮めるように元気にしてあげると、バランスが良くなり、痛みのない体になっていきます。バランスが悪い状態を回復させるのに無理に筋肉を使いすぎているので、そこを自然に戻してあげれば良いのです。

痛みが出ているところが1番引っ張られて弱い部分です。弱いところに電気を当てたり湿布を貼ったり、マッサージをしても、本当の痛みの原因になっている部分は改善していないので改善するはずもありません。体重を支える1番強い部分である骨盤の周辺、特にお尻や太ももの筋肉のバランスがコントロールできれば、首や肩などの上半身や膝や足首などの下半身への歪みを減らし、ゆったりした楽な体を作ることが可能です。1番強いお尻の筋肉からゆるめていくと、大きな改善を得られます。

●【股関節を捻る体操】
1.座った状態で後ろに手をついて、膝を軽く曲げ、股関節より少し広めに足を広げます。
2.まず右膝を地面につけるイメージで、軽く内側に倒します。左足は力を抜いて、自然な形に任せてください。
3.深呼吸を3〜5回繰り返す間、脱力して筋肉が伸びる感覚を味わいます。
4.膝を起こして下の体勢に戻ります。
5.左膝を地面につけるイメージで、軽く内側に倒します。右足は自然にしておきます。
6.深呼吸を3〜5回繰り返し、気持ちよく伸びる感覚を味わいます。
7.これを交互に3〜5セット行います。

【注意】:体操は絶対に痛いのを我慢しながら行わないでください。気持ちよくて痛くないのが絶対条件です。無理矢理伸ばすと、筋肉を光すぎるので、逆効果になります。心地よくゆったりできる位の強さが大切です。やりすぎも禁物です。良いからと繰り返し行うと、逆に筋肉の緊張を高めてしまいます。最終的な目的は、適度に逃して血行回復させることです。筋肉をリラックスさせ、血行回復させるために、適度に行ってください。