こんにちは、福岡市南区大橋の整体「福岡らくらく整体院」の高松です。
「うつ伏せ寝は腰痛によくないの?」について解説します。
うつ伏せ寝は腰痛によくないの?

寝具は硬すぎても柔らかすぎても、仰向けで寝ると腰に負担がかかってしまうものです。
そのため、慢性的な腰痛もちの方はついついうつぶせで寝てしまいます。
確かに、寝付くまで意識のある間、短い時間に一時的であれば、うつぶせ寝は腰痛が楽になるように思えます。
しかし、一晩中寝ることを考えると、このうつぶせ寝も決して腰痛に良い姿勢ではありません。
腰だけではなく、うつぶせに寝ると専用の枕を使わない限り、首を極端に横に向ける事になるので、首にも負担がかかります。
女性なら、胸が圧迫されてしまうという点も良くありません。
かくいう私の妻も、慢性的な腰痛に悩まされています。
うつぶせに限らず、同じ姿勢をずっと続けることは、よくありません。
ずっと同じ姿勢でいると、関節が凝り固まってしまうためです。
ですから、人間は無意識に寝ている間にも寝返りをうって姿勢を変えます。
つまり、無意識の寝返りをうちにくいうつぶせ寝の姿勢は、強制的に同じ姿勢を続けることになり、腰のコリを悪化させてしまいます。
寝返りすることの重要性とは?
寝返りの重要性
寝返りすることの重要性とは、どんなことがあるのでしょうか?
寝相が悪いことは気にしますが、寝返りを打たないことはあまり気にする方はいないように思います。
むしろ、夜寝たときと同じ姿勢で朝まで寝ていることを自慢にする人もいますが、寝返りは体にとってはとても重要なことなのです。
寝返りの役割
重力のかかる方向を一定にしないことで血液や体液がスムーズに流れることを促進します。
布団の中にこもった熱を外に逃がして快適な温度や湿度を保つのに役立ちます。
一晩の睡眠サイクルのリズムを整える効果もあります。
腰痛の方は注意!
腰が痛い方は、ずっと同じ姿勢で寝ていると腰に負担がかかりますから、無意識に寝返りをうつことが腰痛防止や緩和に重要です。
適度な寝返りをうつためには、ちょうど良い硬さの敷布団やマットレス、枕を選ぶことが大切です。
枕が高すぎたり、敷き布団が柔らかすぎたり硬過ぎたりすることで寝返りをうまくうてずに腰痛になったり体調が優れないということも起こります。
※詳しくは、こちらの『肩こりを改善させるための正しい布団の選び方』を参考にされてください。
女性は注意!
厚着をし過ぎてうまく回転できなかったり、女性は髪が長い場合に絡まってうまく寝返りをうてない可能性もあります。
就寝中に厚着をすると、身動きがとれずに逆に体が冷える原因になります。
寝るときに髪が邪魔に感じる場合には、邪魔にならないように結ぶなどの工夫をしましょう。
腰痛を改善させたいと、福岡市で整体院をお探しのあなたへ
■お客さま事例
産後の腰痛のお悩みで当院に来られた、30代の女性の事例です。
この方は、福岡市南区大楠にお住いの主婦をされている方で「産後3ヶ月。体もキツイし骨盤が歪んでいる気がするので、調整したい。ホームページに丁寧な骨盤矯正の内容があったので直感的に決めました。」という理由で来られました。
3年前に初めてのお子様を出産して、それ以来腰痛が出てきたとのことのことでした。
もともと腰痛持ちで、出産後にだんだんと痛みが増す腰痛をなんとかしたいと思い、整体院をインターネットで調べて、当整体院にこられました。
身体の検査をしてみると、やはり子育て中のお母さんであることから、中腰の姿勢になったりすることが多く、腰回りの筋肉の緊張によりカチカチな状態になっていました。
ですので、長時間の無理な姿勢による筋肉の緊張で、血流不良や筋肉のコリが原因と考えられました。
ゆっくりとお風呂に浸かることも、なかなかできないとのことでした。
施術では、しっかりと筋肉を弛めて解してあげ、骨盤・頸椎の歪みを整えることや睡眠・入浴での改善ポイント、自宅での改善体操を実践していただき、大きな変化を感じ取れるほど改善したと喜ばれました。
子育てでは、お子さんを抱っこしたり、お風呂に入れたりと、抱きかかえる事が、とても多くなります。
ですので、腕だけの力で抱きかかえるのではなく、腰で支えたりと、なるべく負荷のかからないポイントを探すようにしてみましょうとアドバイスさせていただきました。
あなたも、この施術をお試しになって慢性腰痛の改善を体験してみてはいかがですか?
いつでもお気軽にご相談くださいね。
参考:腰痛の施術を受けたお客さま体験談
※お客さまの体験インタビュー動画を参考にされてみてください。
↑中心のボタンを押すと再生(1分29秒)↑
(音が出るので、ご注意ください)
体験談インタビューの詳細は、こちらの『腰痛の施術を受けたお客さま体験談』を参考にされてみて下さい。
その他の体験談インタビュー(クリックで見れます)
E.Tさん | 佐伯 セイラさん | 横澤留美さん | 松原 優子さん |
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出産を機に7回のぎっくり腰、慢性腰痛で悩んでいたE.Tさんは… | 生理痛と生理痛からくる腰痛、腹痛で悩んでいた佐伯セイラさんは… | 手術はしたくないと悩んでいた横澤さんは… | 椎間板ヘルニアで悩んでいた松原優子さんは… |
まとめ
寝返りすること3つの重要性
- 血液や体液がスムーズに流れることを促進
- 睡眠サイクルのリズムを整える効果
- 腰痛防止や緩和
腰痛の人が注意するポイント
- ちょうど良い硬さの敷布団やマットレス、枕を選ぶこと
女性が特に注意するポイント
- 冷え対策で、あまり厚着になりすぎないこと

腰痛の方が寝返りをしないと、腰痛がよりツラくなるということは分かっていただけたかと思います。すでに実感されていることとも思います。
当整体院にこられるお客さまの半数は、最高の睡眠を得られる環境に”ない”状態にありました。
睡眠を改善するだけでも、次の日に感じられる効果は大きなものがあります。
まず、目覚めから全く違いますので、睡眠環境を整えていただきたいと思います。
※詳しくは、こちらの『寝返りをして質の良い睡眠を得るための3つのコツ』を参考にされてください。
やはり”うつ伏せ寝”は、腰に大きな負担がかかってしまいますので、長時間のうつ伏せ寝は注意が必要となります。
反り腰のような体勢になってしまうため、腰周りの筋肉が伸びてしまうためです。
寝返りを打つことで、腰への負担を軽減させることがとても重要なのです。
妊娠中などは簡単に寝返り出来ないので難しいですが、意識的にゴロゴロするようにしていきましょう。
しっかりと睡眠をとって、歳を取っても動ける体作りを行いましょう。
お悩みがあれば、お気軽にご相談ください。
