こんにちは、福岡市南区大橋の整体「福岡らくらく整体院」の高松です。
今日は、「産後ママの抱っこ紐による2つの肩痛対策」について解説します。
抱っこ紐による肩痛
抱っこでの肩痛
一生のうち短い期間だけ起こる身体の痛みとして、育児中の身体の痛みというものがあります。
特に抱っこ紐による肩痛や、授乳による肩痛は代表的です。
この抱っこ紐による肩痛というものをなんとかしたいと考えている人もいるでしょうから、この抱っこ紐による肩痛の対処や概要といったものをお伝えしておきます。
抱っこの時の悩み
- せっかく寝ても置くと起きてしまうのでベッドや布団に置けない…
- 寝てると頭がグラグラするので、あまたの位置が決まると動かせない…
- 抱っこひもは留めるところがいろいろあるので、装着するのも大変…
- ずっと抱っこしていると、肩や腰が痛くてツライ…
抱っこ紐をしたときの肩の状態
まず、抱っこ紐を使っている時の肩の状態は、肩の位置が上にあがっているかと思います。
学生時代重いバックをかついでいる時と同じような状態です。
これは、抱っこの姿勢で身体が動かせずに筋膜を構成しているコラーゲンの配列が乱れてくることが原因です。
どの筋肉がこわばってる?
特に、首回りの「胸鎖乳突筋・斜角筋」や肩周り「僧帽筋」などの筋肉がこわばって、筋肉の柔軟性が無くなり拘縮して肩が上がった状態になるのです。
この状態を長時間行うと、どうしても肩の筋肉が緊張してしまい筋肉痛や肩痛といったものになってしまいます。
※僧帽筋の役割…重い荷を持った時に肩甲骨を肋骨に安定させる
※胸鎖乳突筋の役割…5キロもある頭を起こしたりする
※斜角筋の役割…激しい運動など胸腔を広げ呼気を助ける
では肩痛対策、どうすればいいの?
どうする?肩痛対策
一番いいのは子供を定期的に降ろして、軽くストレッチをするのがいいのですが、子供相手ですからそうそうできないはずです。
そういった時は、顎を引いたり、上を見たりして、僧帽筋の筋肉をほぐしたり鍛えてください。
僧帽筋は、首から肩にかけて広い範囲で胸椎を覆い、5キロある頭と左右で10キロ近くある腕を支えている、肩こりに大きく関係している筋肉です。
※注意点として、肩の力を抜いてリラックスを心掛けるという事です。
こうするだけでも肩痛の対処としては効果を発揮します。
子供が小さい間の身体のケアというものは、精神的にも肉体的にも重要な部分ですから、自分の身体のケアというものも意識するようにしてください。
日常生活で注意するポイント
肩ころや肩の痛みで悩む多くの人に共通するのが、左右のどちらか一方に決まってカバンを掛けている人です。これは要注意です。
なぜなら、常にどちらか一方にカバンをかけていると、同じ部位だけに負担がかかってしまいます。
そうなると、姿勢バランスが崩れてきますのでバランスを直そうと、一部の筋肉にさらに負担がかかってしまい筋肉のコリや張りに繋がります。
最終的には痛みにつながってしまいますので、カバンを持つのは左右均等を意識しながら持つようにしましょう。
もう一つは、ハイヒールの女性も多いのです。
ハイヒールを履いた立ち姿を見てみると分かりますが、まっすぐな姿勢で立てていません。
膝が曲がり猫背になっている状態になっています。
この状態で歩いていると、肩こりや背中のこりなどに繋がってしまいます。常に正しい美しい姿勢を保てる状態にまで体幹が鍛えられるといいと思います。
簡単にできる2つの肩痛ストレッチ
①:肩の前側を伸ばすストレッチ
両手の肘を曲げ、手のひらが前に来るようにして、肩の高さまで上げます。
その状態で、肘を後ろに引くようにして、肩や腕の筋肉(三角筋・大胸筋)を意識して伸ばしましょう。
ポイントとしては、胸をグッと張るようにイメージしながらやってください。痛む場合は、痛みが出る前のところまでにしましょう。
やってみると
肩の三角筋が伸ばされているとおもに、肩甲骨を中央に動かすことで僧帽筋・広背筋なども伸ばされ、肩こりも楽になる感覚です。
姿勢も良くなるような感覚になりますよ。
②:肩の後ろ側を伸ばすストレッチ
右手で左の肘を掴み、右方向へ水平に引くようにして、肩の後ろ側の筋肉(僧帽筋や上腕三頭筋)を伸ばすようにして交互に行いましょう。
ポイントとしては、上体は常に前側を向いて動かないことです。痛む場合は、痛みが出る前のところまでにしましょう。
やってみると
肩甲骨が外側に引っ張られることで、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋、僧帽筋が伸ばされていることを実感できると思います。
すこし、腕で大胸筋が押されるので、無理をしないようにストレッチを行ってみてください。
肩痛を改善させたいと、福岡市で整体院をお探しのあなたへ
■お客さま事例肩こりにお悩みで当院に来られた、30代女性のお客さまの事例です。
この方は、福岡市南区大橋にお住いの主婦の方で、「ホームページのお客様の口コミで評価が高かったし、なんとなくよさそうだったので。めまいや肩こりが酷く病院に行くと、筋肉だろうからマッサージなどに行きなさいと言われた。」ということで来院されました。
しっかりと、肩周りの筋肉の緊張を弛め、頚椎や骨盤の歪みを取り除き、時間を見てはストレッチをやっていただくことで肩痛は落ち着いています。
子育てをしているお母さんは、全身の筋肉がカチコチに硬い方が非常に多い印象です。
ゆっくりお風呂に入って、、、なんてことは難しいかもしれませんが、なるべく体をいたわってあげて下さいね。
参考:肩こりの施術を受けたお客さま体験談
※お客さまの体験インタビュー動画を参考にされてみてください。
↑中心のボタンを押すと再生(1分57秒)↑
(音が出るので、ご注意ください)
体験談インタビューの詳細は、こちらの『肩こりの施術を受けたお客さま体験談』を参考にされてみて下さい。
その他の体験談インタビュー(クリックで見れます)
新井 聡美さん | 木津 良恵さん | 古川 弥生さん | 原 真一さん |
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肩こりと肩こりからくる頭痛に悩んでいた新井さんは… | 頚椎ヘルニアの痛みと痺れに悩んでいた木津さんは… | 肩こり・猫背で悩んでいた古川さんは… | 肩こり・疲労感・倦怠感で悩んでいた原さんは… |
まとめ
産後ママの抱っこ紐による2つの肩痛対策
- 肩痛になると、肩の筋肉が緊張して肩の位置が上にあがっている
- 肩の筋肉が緊張してしまい、筋肉痛や肩痛になる
- ストレッチなどで、肩の筋肉のリラックスを心掛ける
- 「簡単にできる2つの肩痛ストレッチ」
肩痛対策ストレッチの種類
- 肩の前側を伸ばすストレッチ
- 肩の後ろ側を伸ばすストレッチ
子供を抱っこして、買い物やお出かけをすると、大型店舗などでは、ある程度の自由が利きますが、家ではないのでタイミングよく下ろしたりすることができません。
無理して抱っこを続けていると、肩痛・腰痛にもつながりますので、無理は禁物です。
時間を見て、ストレッチなどを織り交ぜながら、工夫して肩痛対策を行っていきましょう。
赤ちゃんの状態などありますし、時と場合により抱っこ紐かベビーカーなどで移動することになると思いますが、抱っこ紐は肩だけでなく腰にも大きな負担がかかりますので、長時間の抱っこ紐の活用は注意が必要となってきますね。
休憩しながら、肩や腰の状態を見ながら、そhして赤ちゃんの状態を見ながら、調整していきましょう。