こんにちは、福岡市南区大橋の整体「福岡らくらく整体院」の高松です。
今日は、「猫背であごを突き出す姿勢ストレートネック」について解説します。
猫背だと、どうしてストレートネックになるの?
猫背であごを突き出す姿勢というのは、ストレートネックになりやすいと言われています。
前かがみやうつむいた姿勢を長く続けていると、ストレートネックになりやすく、そうした姿勢はまさしく猫背であり、あごが必要以上に前へ突き出すという独特の姿勢になります。
人類の進化の過程を阻む、退化した状態が、あごを突き出した状態で、要は頸椎に負担がかかっているわけです。
猫背であごを突き出した姿勢を長い間続けると、頸椎の通常の状態がキープできなくなります。
こうした人の頸椎は、後彎しているという特徴があり、それは、姿勢を維持し続けるだけの筋力が低下しているからです。
日々の悪い姿勢が、首の痛み、頭痛、耳鳴り、目のかすみなどを引き起こします。
猫背は長年かけてできた背骨の癖であることから、そうは簡単には治りません。
ストレートネックを改善するには、正しい姿勢をする必要があり、そのためには、関節機能を回復させる運動をしなければなりません。
また、猫背の悪い姿勢で凝り固まった筋肉をマッサージすることも大事で、良い姿勢を保つためには、筋膜ストレッチも必要です。
その他にもある、猫背5つの弊害とは?
1 肩こり
猫背でいると、背骨が支えるべき頭の重みが首から肩の筋肉にかかってしまうことが原因で肩こりが起こります。
さらに、この状態でデスクワークなどの同じ姿勢をとり続けるようなことをした場合は、首~肩周りの血行不良を起こし肩の筋肉のこりが慢性化してしまう恐れがあります。
※肩こりの改善には『気持ちよく「頑固な肩コリ」を楽にさせる3つの方法』を参考にしてください。
2 疲れがとれにくい
猫背の人は、どうしても胸を囲う部分である胸郭が狭く下に下がりがちになってしまっています。
この状態では呼吸が浅くなってしまい、それにより酸素が体中に循環しづらくなります。
その結果、猫背の人は体の疲労がとれにくくなる原因となるのです。
3 偏頭痛
猫背でいると、背中が丸くなったり肩が丸くなった状態であることになります。
こうなると、内臓が常に圧迫されてしまうのです。
猫背により内臓が圧迫され、食欲がわかなくなり、さらには猫背が腹部の痛みや偏頭痛の原因にもなるのです。
4 顔が大きくなる
猫背の姿勢でいると、無意識のうちに顔が前へ突き出てしまいます。
この状態で、食事や会話など顎を動かすような行動をとると、顎をひいている時にくらべ、 エラの筋肉が異常にはり出します。
このエラの筋肉にひっぱられて、エラの骨が広がりさらに顔が広がり、人によってはアゴが曲がる原因にもなるのです。
5 新陳代謝が悪くなる
猫背でいると、首の後ろや背中の筋肉が伸びた状態になります。
そうすると、胸の筋肉まで硬くなってしまい、呼吸が浅くなる原因になります。
呼吸が浅くなると、体に取り込まれる酸素量が減り、エネルギー消費量も減ってしまうので新陳代謝が悪くなります。
猫背を改善させる4つのストレッチ
1 肩のストレッチ
- 両足を肩幅くらいに広げて立ちましょう。
- 次に、駆け足をする時のように、両ひじを曲げます。
- そのまま両ひじを後ろに勢いよく5回振り上げます。
- 5回終わったら、5秒休みを入れ5セット行います。
やってみるとこんな感覚
肩周辺の筋肉がよくほぐれて、とても気持ちいいでしょう。
このストレッチを毎日続けることで、固まった肩甲骨周辺の筋肉がほぐされて猫背予防に繋がります。
2 壁を使ったストレッチ
- 壁に向かって30cmほど離れた位置に立ちましょう。
- 両手を胸の高さで壁につき、腰を反って壁にお腹を押し付けます。
- 顔は横に向けて、20秒ほど静止します。
- これを10回ほど繰り返しましょう。
このストレッチを行う際のポイント
身体を反らす時、かかとは上げず、呼吸は反りながら吐きます。
無理なくできるようになったら、今度は壁から50cmほど離れて行うとより効果的です。
3 腹ばいストレッチ
- 床に腹ばいになって腕立て伏せの姿勢をとりましょう。
- 次に、お腹を床につけたまま、腕だけを伸ばして腰を反ります。
- しっかりと呼吸しながら、そのままの姿勢で20秒キープします。
- これを10回繰り返します。
やってみるとこんな感覚
背中から肩甲骨周辺にかけてよくほぐれて、とても気持ちいいでしょう。
このストレッチはテレビを見ながらでも行えるので、毎日続けて猫背を改善・予防しましょう。
4 状態反らしストレッチ
- 足を肩幅に開いて真っ直ぐに立ち、両手を後ろに組みます。
- 息を吐きながら、ゆっくりと上体を反らしましょう。
- このとき、同時に組んだ両腕を上へと持ち上げます。
- そのままの状態を、2~3秒キープします。
- 息を吐きながら、ゆっくりと元の姿勢に戻り、手をほどきます。
このストレッチを行う際のポイント
簡単そうに見えるストレッチですが、すでに猫背などで背筋が伸びにくい人の場合は、かなりきつい動きかと思います。
このストレッチを行う際は、無理をせずにゆっくり行ってください。
無理に行おうとすると、体幹部をネジってしまうことになり、かえって症状が悪化してしまう場合もあります。
猫背・肩こりを改善させたいと、福岡市で整体院をお探しのあなたへ
■お客さま事例肩こりにお悩みでで当院に来られた、40代男性のお客さまの事例です。
この方は、福岡市南区南大橋にお住いの会社員の方で、ホームページをご覧になり「半年ほど前から首を下げると後頭部あたりに痛みが出る。慢性的に姿勢も悪く肩こりもひどいので、改善できるかと思った。症状は軽度だが、慢性化しており、子供の頃オスグッド病のあとがあることから、猫背が定着化している。ひどい痛みではないので、モチベーションが続かなそうな印象。」という理由で、当整体院に来られました。
しっかりと筋肉を弛めてあげ、骨盤・頸椎の歪みを整え『猫背による5つの悪影響を改善する3つの簡単な方法』を参考にすることで、肩こりの痛みに大きな変化を感じ取れるほど改善したと喜ばれました。
あなたも、この自然形体療法を活用した施術をお試しになって、肩こりによる痛みの変化を体験してみてはいかがですか?
いつでもお気軽にご相談ください。
猫背・肩こりの施術を受けたお客さま体験談
※お客さまの体験インタビュー動画を参考にされてみてください。
↑中心のボタンを押すと再生(1分56秒)↑
(音が出るので、ご注意ください)
体験談インタビューの詳細は、こちらの『猫背・肩こりの施術を受けたお客さま体験談』を参考にされてみて下さい。
その他の体験談インタビュー(クリックで見れます)
新井 聡美さん | 木津 良恵さん | 古川 弥生さん | 原 真一さん |
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肩こりと肩こりからくる頭痛に悩んでいた新井さんは… | 頚椎ヘルニアの痛みと痺れに悩んでいた木津さんは… | 肩こり・猫背で悩んでいた古川さんは… | 肩こり・疲労感・倦怠感で悩んでいた原さんは… |
まとめ
猫背だとどうしてストレートネックになるの?
あごを突き出した姿勢を続けると、正しい頸椎の状態をキープすることができ無くなります。
姿勢を維持し続けるだけの筋力が低下しているからです。
その他にもある、猫背5つの弊害とは?
- 肩こり 背骨が支えるべき頭の重みが首から肩の筋肉にかかるためです。
- 疲れがとれにくい 胸郭が狭くなり、呼吸が浅くなり酸素が摂取しにくいからです。
- 偏頭痛 内臓が圧迫され食欲不振になり、肩こりからくる血行不良も影響します。
- 顔が大きくなる 無意識のうちに顔が前へ突き出し、エラ部分の筋肉発達に繋がります。
- 新陳代謝が悪くなる 背中や腰の筋肉や胸の筋肉に負荷がかかっているため、筋肉が硬くなり呼吸に影響を与え浅い呼吸になってしまいます。
猫背を改善させる4つのストレッチ
- 肩のストレッチ
- 壁を使ったストレッチ
- 腹ばいストレッチ
- 状態反らしストレッチ
ストレートネックは、その痛みが原因で日常生活にもさまざまな悪影響を及ぼします。また、肩こりも同様に慢性化するととても辛いです。今回ご紹介したストレッチをしっかり行い、ストレートネックや肩こりの原因の1つとなる猫背をしっかり予防・改善していきましょう。
ストレートネックは、特に長時間のパソコン作業とか自然な首の動きをせずに、無理な姿勢になっている姿勢を長時間保ち続けることで、変化してしまいます。 外部からの衝撃でなってしまうケースもあるようですが、日常生活の習慣が主な原因になっていると考えられます。 ただ、改善できない症状ではありませんので、日常生活を変えることや、無理な姿勢を行わないなど、気をつけることで開園できる症状だと考えられます。
その他、何か気になる症状がある場合、当整体院にお気軽になんでもご相談ください。 『猫背改善で「脱ぽっこりお腹」になるための4つの習慣』など、色々なご相談がありますので、諦めずに一緒に解決していきましょう。まずは、ストレートネックにならない習慣を身につけるということを徹底しましょう。