お客様インタビュー

オスグッド病ってどういう時に痛いの?

こんにちは、福岡市南区大橋の整体「福岡らくらく整体院」の高松です。
「オスグッド病の8つの共通点」オスグッドの改善について説明します。

オスグッド病ってどういう時に痛いの?

●【こんなことありませんか?】
・腰痛の人が座った姿勢から立ち上がるときに、あいたたたと声を出しているの聞いたことがありませんか?
・膝が痛い人が階段を上るときに、顔をしかめていたがっているの見た事はありませんか?
・キャッチボールをやっていて、投げた瞬間方をすごく痛がっている友達はいませんか?

じっとしていて動いていない時は何もなんともないけれど、動き出した途端に痛みが出る。これは慢性的な生活習慣病、スポーツ障害の特徴です。特にオスグッド病は極端にその傾向が現れます。普段は全く普通にしているのに、軽いジョギングを始めたらすぐに足を引きずるようになったりします。

常に痛いわけではないので、不思議に思われる方も多いようです。痛いところが炎症起こしていたりダメージが大きい場合は、じっとしていてもズキズキ痛むこともありますが、生活習慣から来る慢性的な症状は動いたときだけ痛むのが大きな特徴です。理由は痛む部位が炎症起こしているのではなく、筋肉がバランスを崩してしまって引っ張られて出る痛みだからです。

こういった症状は湿布や痛み止めの薬では根本的に改善できません。体のバランスの調整や柔軟性を高めて生活習慣を改善していくしかありません。さらに詳しい解説は後の上でお話しします。痛みが出る状況も、かなり共通するところがあります。これもあらかじめ知っておくことで、早く対処できるようになるメリットがあります。早期治療、早期改善です。

痛み始めの時期

・屈伸やスポーツは可能だが、練習後に膝下にジーンと鈍い痛みが出る
・しゃがんだり立ったりを繰り返すと痛くなる
・階段の上り下りで膝に違和感を感じる
・正座は何とかできるけど突っ張って辛い
・椅子に座ろうとしたときに、瞬間的に膝にピリッと痛みを感じる
・ジョギングをしていると、膝がだんだん痛くなってくる
・スクワットが痛くてできない
・自転車の立ちこぎをすると痛くなる
・自転車に乗るのが嫌になってきた

痛みや違和感が出始めた初期は、「何とか動けるんだけど徐々に痛くなってくる」と言うイメージです。この段階で施術が開始できると、改善の可能性もスピードも速くなるし、心と体のダメージも最小限に抑えられます。逆に放置したり、我慢しすぎて無理を重ねると、慢性化、悪化が進んでしまいますので、これは避けたいところです。

痛みを我慢して時間が経過した時期

適切な施術ができず、時間が経過すると症状が慢性化して痛みが強く早く出るようになります。さらに膝下に変形が出てきたり、ひどいと膝の屈曲ができなくなり、日常生活に支障が出始めます。

・自転車が乗れない
・しゃがめない
・走れない、ジョギングや小走りも痛い
・階段を上るのも降りるのも痛い
・地べたに座れない
・地べたから立ち上がるのが痛い
・下にあるものを拾うのに一苦労
・靴下を履くのが大変
・和式トイレに座れない

まだまだいろんな状況があるかもしれませんが、足に体重をかけた状態で体勢を変えようとすると膝に負担がかかり痛みが出ます。ここまで痛くなると自転車に乗れなくなるので、通学やクラブチームの練習に通うのも大変になります。友達と自転車で遊びに行くことができなくなって、精神的にもダメージが大きくなります。当然スポーツも辛いので、チームの仲間から遅れをとり、気持ちばかり焦ります。スポーツが大好きでがんばっている子ほど多い症状なので、練習を頑張りたいのにできないと言うのはとても辛い状況のはずです。

しかも、オスグッド病は怪我ではないので、周りの監督やコーチ、ご両親が知らないと、怠けているんじゃないかと言われ、さらに追い込まれてしまいます。練習したいのに痛いし、動けないから焦るし、怠けているなんて言われたら、もうどうして良いのかわかりませんよね。計測ができないので、はっきりしたことは言えませんが、発症から半年ほど経過して来院する子の多くは、膝下の痛い部位が吐出し骨形成が進行して変形が大きく見られます。これは繰り返し痛む部位が引きはがされ、再生しようとお願い形成され盛り上がってくるからです。

ここまで進行すると、大人になっても痛む場合があります。板張りなど硬いところで正座すると、吐出した骨の部分が当たって痛くてできないようになったりします。これは本当に避けたい状況です。

オスグッド病は適切な処置をすればきれいに改善することが可能ですが、安静にしていても根本的には改善しません。病院で診断され、野球の練習を1年間休んだけど、復帰したその最初の練習でまた膝が痛み出したと言う例もありました。これは痛い部分の炎症だけではなく、バランスを崩した筋肉が引っ張られ、膝下の間の付着部が引きはがされそうになって痛みが出るから起こる症状なのです。休むことも大切ですが、その間に体のバランスの調整と筋肉の柔軟性を高めることが必要になります。

10歳前後の男の子は、基本的にはコミニケーションが苦手です。もちろん個人差はあるでしょうが、自分の思いを言葉にして伝えることがなかなか難しく、1人で抱え込むことが多くなりがちです。心のケアも大切です。

最悪の場合、剥離骨折を起こしてしまうと、ひどい場合は手術になります。過去の例で、剥離骨折と診断されたのに、整体の施術3回で正座ができる位膝を深く曲げることができた例もありますが、完全に剥離してしまうと、手術適応になります。部分的な剥離だと経過を見たりするようですが、放置していても回復が難しいので、ちゃんと根拠のある施術ができるところと相談することをお勧めします。