こんにちは、福岡市南区大橋の整体「福岡らくらく整体院」の高松です。
今日は、「肩こりを改善させるための正しい布団の選び方」について解説します。
肩こりの原因は布団にもあるの?
当整体院のお客さまから、という質問をいただくことがあります。
「夜寝る時は痛くなくても、朝起きると腰や背中が痛いです。敷き布団が合っていないのでしょうか?」
肩こりの意外な原因の一つに、布団が挙げられます。
布団にも、いろいろな種類がありますので、代表的な素材を上げます。
「代表的な布団の種類」
- 綿布団…真綿・木綿綿を重量比50%以上を中綿に使用。
- 羽毛布団…水鳥の胸元から摂れる軽くて保湿性・保温性に富んだ材質。
- 羽根布団…水鳥の羽根(フェザー)を中綿としているもの。
- 羊毛布団…柔軟性は少ないが羊毛特有の弾力性・保温性・放湿性がある。
- 化繊布団…化繊を使った低価格布団。
- 抗アレルギー布団…100%化学繊維の素材(ポリエステルなど)。
- 形状記憶敷き布団…低反発なポリウレタンを素材で姿勢の維持に好評。
- エアーマットレス…浮き袋のように空気を入れて使用。
寝ている間、ずっと身体にかけている布団ですから、布団が重いとその分身体に負担がかかります。
布団は肩こりに、どのような影響があるの?
特に加齢などによって助骨回りの筋肉が弱くなっていると、布団の影響を受ける場合が多く、呼吸の大きさも小さくなりがちです。
呼吸が小さくなると、助骨回りの筋肉も弱くなり、肩や肩甲骨の動きも悪くなります。
呼吸の影響はかなり大きなものですので、注意してください。
平均睡眠時間は7時間23分。寝返りは20~30回
人間の平均睡眠時間は7時間23分と言われています。
この表からも分かるように、高齢になればなるほど、睡眠時間は増えていきます。
そのため、肩こりになりやすい方は布団が重すぎないよう、調節する必要がありますが、布団が硬すぎたり、柔らかすぎても肩こりになる場合があります。
布団が硬すぎると、身体が沈みこんでお尻や頭、肩回りなどが持ち上がってしまいますし、逆に布団が柔らかすぎると、逆にお尻や頭、肩回りなどが沈み込みます。
正しい布団の選び方
では、なにがいいの?
身体にとってもっとも良いのは、身体の自然な状態である背筋がS字型になるよう、適度な硬さの布団を選ぶことです。
※背筋がS字型とは、、、30個ある背骨の脊椎の並びが、直立二足歩行に必要なバランスをとるためにS字状になること
それ以外の布団は、身体の歪みが起こりやすくなり、肩こりや腰痛に繋がりやすくなります。
布団の選び方3つのポイント
そのためにも重要なポイントがマットの強度です。寝る姿勢が悪いと肩こりや腰痛に繋がってしまいます。マット選びの条件は3つ。
1つ目は、しっかりと体を支えてくれる適度な硬さがあること
とはいっても固すぎると、毛細血管の圧迫に繋がったりして、しびれたり、発汗が妨げられますので、適度な硬さがポイントです。
2つ目は、睡眠時の寝返りがスムーズにできること
睡眠時の寝返りには、血液循環を促す役目、体の歪みを矯正、寝床内温湿度を調節などの役割がありますので、妨げてしまうと安眠できなくなってしまいます。
3つ目は、正しい立ち姿勢に近い姿勢を保てること
寝ている状態でも、体圧をうまく分散して、体に無理のない姿勢で寝ることが大切です。頭や背中だけが落ち込んでしまうような姿勢になることは避けましょう。
正しく寝返りができることが重要
肩こりの方は、普段使用している布団も見直してみてはいかがでしょうか?
寝返りをするのは、血液やリンパ液などが一部分に滞らないように循環させるのが目的と言われています。
なかなか自分に合った布団が見つからないという場合は、布団専門店などを利用して、体験してみてはいかがでしょうか。
肩こり施術を受けたいと、福岡市で整体院をお探しのあなたへ
■お客さま事例肩こりにお悩みで当院に来られた、30代女性のお客さまの事例です。
この方は、福岡市中央区薬院にお住いのネイリストの方で、「テレビに出てたからので安心感があった。以前から姿勢が悪いと周りからよく言われる。高校卒業して工場のラインで仕事を始め、肩こりがひどくなり、以来マッサージには月に1度は行くようになった。マッサージの人に骨盤がゆがんでるみたいだからちゃんとしたところで治療した方がいいと言われた。」ということで来院されました。しっかりと、筋肉の緊張を弛め、頚椎や骨盤の歪みを取り除くことで、肩こりは落ち着いています。
参考:肩こりの施術を受けたお客さま体験談
※お客さまの体験インタビュー動画を参考にされてみてください。
↑中心のボタンを押すと再生(50秒)↑
(音が出るので、ご注意ください)
体験談インタビューの詳細は、こちらの『肩こりの施術を受けたお客さま体験談』を参考にされてみて下さい。
その他の体験談インタビュー(クリックで見れます)
新井 聡美さん | 木津 良恵さん | 古川 弥生さん | 原 真一さん |
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肩こりと肩こりからくる頭痛に悩んでいた新井さんは… | 頚椎ヘルニアの痛みと痺れに悩んでいた木津さんは… | 肩こり・猫背で悩んでいた古川さんは… | 肩こり・疲労感・倦怠感で悩んでいた原さんは… |
まとめ
布団の選び方3つのポイント
- しっかりと体を支えてくれる適度な硬さがあること
- 睡眠時の寝返りがスムーズにできること
- 3つ目は、正しい立ち姿勢に近い姿勢を保てること
高年齢になるほど、体が弱ってくるためか、布団の影響は受けやすくなると言われています。
ですので、寝ている状態でも、背筋がS字型になるよう、適度な硬さの布団を選ぶことが重要で、そのためにも正しく寝返りができることがポイントになります。
寝返りは、自分でコントロールができませんので、その環境を自分で整えておくことはとても重要です。
寝返りに影響があるもの、「布団・枕・ベッドマット・室温湿度・音楽・香り・ストレッチ」など、睡眠に至るまでの改善はたくさんできることがあると思います。
しっかりと体を動かして、眠くなる習慣を身に付け、肩こりになりにくい生活を心掛けてみてください。
最後に、肩こりの改善に頑張るあなたへ、
私も元気にさせてくれる言葉を送ります。
『100回叩くと壊れる壁があったとする。でもみんな何回叩けば壊れるかわからないから、90回まで来ていても途中で諦めてしまう』
松岡修造(元プロテニスプレーヤー・ウィンブルドン62年ぶりにベスト8進出の快挙)
最後まであきらめずに、一緒に頑張りましょう。
お気軽にご相談ください。