高松栄伸の想い3 整体で一生頑張ると決断した
猛反対の父親や家族を数ヶ月かけて説得し開業すると決めた
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- Qなぜ、10年間も勤務した救急病院を辞めたのですか?
大学時代から就職活動をする中で、公務員は選択肢の中に入っていませんでした。
イメージだとは思いますが、決まりきった仕事をして5時に家に帰る仕事はやりがいがないと考えていました。
救急病院での仕事は常に忙しく、残業は当たり前でした。
夜勤も週に1度は必ず入り、朝から翌日の昼までほぼ寝ずにやることで体の調子を崩すこともありました。
忙しすぎる中でやりがいを見つけることが出来ませんでした。
自分の仕事をキャリアアップさせていくことももちろん選択肢の中にあったのですが、看護師や理学療法士の方のように、自分の知識と技術、経験を直接お客さまに伝えて、喜んでもらえる仕事に強く憧れるようになりました。
仕事にやりがいを求めていたので、自分の行動が直接結果として見える仕事をやりたかったのです。
なので、整体の仕事を知った時、これだ!という感覚があったのを覚えています。
- Q父親や家族から整体師への転職に猛反対されたんですか?
父親は35年間サラリーマンをやってきました。
長い間務めることは色々あったと思い、とても尊敬しています。
父の考えはいろんな嫌なことがあっても我慢して会社に行っていれば毎月決まった収入が入り、生活が安定するので、将来設計も立てるし、人生とはそういうものだというものです。
間違ってはいないと思っています。
安定した収入はとても安心ですし、確かに将来設計も立てやすいし、ほとんどの方はサラリーマンです。
反対の一番の理由は、例えすごい技術だったとして頑張って仕事をしたとしても、整体などの仕事はお客さまに来てもらわないと始まらないので、そう簡単にはいかないと思っていたからです。
もう一つは私は結婚していたので、独立してもし上手く行かなかったら妻にも妻のご両親にも迷惑がかかるという理由です。
独立開業することを父に了解してもらうまで、数ヶ月何度も行橋の実家に帰り説得を続けました。
実家では、父親と二人で昔からある食卓を囲み、いつもの定位置の父親の前に座り、3時間以上も口下手な男同士二人が話合いをしました。
私のことや私の家族の事を心配して、反対する父親。
それに対し、自分の人生をかけてチャレンジしたい私。
お互い真っ向から意見が対立し、生まれて初めて父親と真剣な話し合いをしました。
最後は、私の妻も一緒に来てくれ、涙ながらに「私も一緒に頑張ります!」と、父親の説得を手伝ってくれました。
本当に妻には、感謝しています。
開業してからも安心してもらえるようになったのもそんな前の話ではありません。
当時は大変でしたが、父の猛反対にあったことで本当に大変なことに挑戦しようとしている思いで身が引き締まりましたし、今では本気で心配してくれた父に感謝しています。
- Q本格的にプロの整体師を目指した理由を教えてください。
救急病院に就職して、2年目に理学療法士になりたいと思ったことがきっかけでした。
私の仕事は「お医者さんのサポート」や「診療の準備」でした。
病院の資格の中で、自分の性格的にあっている仕事で、今よりもお客さまと関わって理学療法士みたいに運動させてあげられる仕事がしたいと思ったからです。
カイロの学校や理学療法士・放射線技師・臨床検査技師などの仕事をどんどん調べて行くようになりました。
救急病院の仕事をやりながら、休みの日や空いた時間に出来るような片手間の仕事ではないと思っていたので、やるならプロしかないと思いました。
リスクはありましたが、救急病院の仕事を完全に辞めて店を構えるつもりでいました。
中途半端では体得出来るものではないので、逃げ道をなくして真剣に取り組む環境に身をおくためにもプロの整体師を目指しました。
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