変形性膝関節症

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変形性膝関節症

症状  

膝の内側の痛み。
膝が曲がりきらない、伸びきらない。
階段の上り下りがつらく、特に下りがつらい。

原因  

膝関節の軟骨がすり減ったり、大腿四頭筋の筋力が低下して、膝関節に負担がかかり、炎症や骨の変形が起きることが原因と言われています。

改善方法  

症状が軽いうちに、処置することが重要です。
病院においては、症状が軽ければ、筋肉を強化したり、注射で一時的に痛みを和らげたりといったことを行います。
手術という方法もありますが、手術の入院によって、さらに筋力を低下させることになるので、再発しやすくなります。

手術前、手術後を問わず、自然形体療法で痛みがなくなるケースが数多くあります。
それは、変形性膝関節症という診断がされても、必ずしも、それが原因で痛みが出ているとは限らないことを意味しています。
そのため、手術前に施術を受けることをお勧めします。

注意事項  

  • 関節水腫について  
    膝を悪くすると、膝に水が溜まる場合があります。
    だからといって、その水を注射器で抜いても、根本的な解決になりません。
    さらに、膝のゆがみやずれが原因ならば、電気を当てても、温めても、更には筋力強化しても、良くなりません。
    また膝に水が溜まり、痛くて曲げられない状態になります。
    膝が悪く、必要だから水を溜めているのですから、痛みの根本原因を取り除かない限り、同じことの繰り返しです。
    早急に、施術を受けてください。

関節内注射後の痛みについて  

ステロイド関節内注射を行った後、30分〜1時間後に激しい痛みが出た場合はステロイド関節症、24時間〜48時間以内に激しい痛みや腫れなど生じた場合には、注射による外来感染で発症した化膿性関節炎が疑われます。

筋力トレーニングについて  

大腿四頭筋のトレーニングとして、座った状態で、足首におもりをつけて、膝を伸ばすという運動が、あちらこちらで広く紹介されていますが、変形性膝関節症の方にとっては、間違いですのでやめてください。

その方法で、痛みが出ない方であれば正しい運動なのですが、変形性膝関節症の方にとっては、大変な痛みを伴います。
膝を伸ばすと痛みが出るということが身体に記憶され、ますます、膝を伸ばしての歩行が困難になります。

施術によって、痛みが出なくなってから、行うようにしてください。

その他  

膝折れ、膝崩れといった、歩行中に膝がガクンと曲がる症状を伴う場合があります。
これは、大腿の前側の筋肉群(大腿四頭筋)の萎縮や筋力低下による場合が多く、筋力をつける必要があります。

変形性膝関節症施術詳細


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